※写真はイメージです
通販で魚を買ったが、水槽に入れたら死んでしまった・・・
そんな経験ありませんか?
やはり、コンディションのよい生体でも、移動には負担がかかり体力を消耗しています。
また、現在はさまざまなサイトや販売者から購入ができる為、必ずしも良い状態の魚が送られてくるとは限りません。
そんな不安を感じたら、トリートメント水槽を準備してみてはいかがでしょうか?!
トリートメント水槽とは
魚のコンデションを整えるための水槽です。
一時的に他の魚と混ぜないことで、病気の感染を防ぐ場所となります。
場合によっては、塩や薬を加え、2日~7日程飼育してから、本水槽へ入れていきます。
メイン水槽のように本腰はいれず、使いやすく手軽な水槽を準備して行うと良いでしょう。
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いきなり混泳水槽へは入れない方が良い理由
どんな魚も何かしらの菌を保有しています。
そのため、多少なりとも新しい魚を入れることによって新しい菌が入り込んできます。
健康な魚同士であれば免疫力もあり、問題が起こりませんが、
『移動で体力を消耗していた』
『水槽の水が汚れていれコンディションが落ちていた』
などの理由が重なると発病・感染のきっかけになってしまうことも。
狭い袋の中は水質悪化しているもの。
通販では前日にパッキング発送されていることがほとんどです。
ゆとりある梱包をされていますが、袋の中での体力消耗は避けられません。
『移動直後』という高リスクのタイミングでは、メイン水槽に混ぜる前にトリートメント水槽を挟む事で、失敗を防ぐ効果があります。
トリートメント水槽はどうやって準備するのか?
ホームセンターで販売している安い水槽セットが使えます!
(10ℓ水槽セットが約1000〜1500円)
熱帯魚の場合はヒーターも必要です。
金魚やメダカなどにも、ヒーターを入れてあげると、温度の上下変化を抑えてストレスを減らしてあげれる良い効果があります。
(10ℓ用ヒーター約2000〜2500円)
短期間の利用なので、底材やバクテリア、照明などは無くても大丈夫です。
【底材】
入れない方が良いでしょう。
【バクテリア】
短期間の使用なのであまり重要ではなく、薬で殺菌してしまうため入れなくて良いです。
【照明】
無くて大丈夫です。
状態を観察したい時は、つけても構いません。
何もしない派・塩派・薬派・両方派!!
バクテリアの添加は行いませんが、塩や薬の使用はおすすめします。
塩は基本的に使うことをオススメしており、魚自身の回復力が上がります。
0.3%の濃度に調整しておくのが無難でしょう。
魚種によっては0.5%にあげたほうが良いモノもいますが、逆に嫌うモノもおります。
薬のデメリットは価格ですね。安いものではありませんので。
おすすめは『グリーンFゴールド顆粒』です。
粉タイプなので、使いづらさがありますが、頼りになるお薬です。
頻繁に使っているのは『アグテン』。
こちらは液体で使いやすいので助かります。
トリートメント水槽は必要を感じた時は便利ですよ!
ではでは(^^)
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