[st-kaiwa1]水質は把握しておくと管理しやすくなります![/st-kaiwa1]

 

ペーハーを測る

飼育水のペーハー(PH)を測っていますか?

最近、当店の水道水のペーハーは急激に下がりました。

そうです、水道のペーハーは変化します。

(水道局の影響など)

魚の具合が良くない時には、あらためて確認してみると良いでしょう。

 

翌日にペーハーは変化する

水道水を測るとPH6.6でした。

このまま、プラケースで放置して翌日に計り直すとPH7.7まで上がっていました。

これは水道水に含まれる二酸化炭素が抜けることで上昇したと考えます。

ご自宅の1日汲み置きした水道水のペーハーは知っていますか?

 

アクアリウムにおいて、ペーハーが全てではありませんが、測定はおおいに役立ちます。

目に見えない水質を知る手がかりになります。

 

 

測る道具は何を選ぶ?

試験紙(紙タイプ)
理科の実験でおなじみの紙タイプ。

私も初めて買ったのはこのタイプでした。

大まかに分かるし安いのが嬉しいです。

 

色の変化がちょっと分かりにくいといのが難点でした。

魚が死んでしまった時に分かりづらいと、不安を感じることがあります。

そうなると紙タイプは卒業です。

 

 

試験液(液体タイプ)
こちらも理科の実験要素たっぷりの液体タイプ。

少し手間がかかりますが、紙タイプより変化が分かりやすくなっています。

細かな変化を把握したい時には、困ります。

緑色は緑色はだけど…どの緑色だったっけ?となったら成長です。

 

 

ペーハー測定器(デジタルタイプ)
ペン先を水に浸すだけで測定が出来ます。

早くて楽ですが高価です。

数字で表記するため具体的です。

「6.6から6.8に変化したぞ。」

など日々の変化を読み取り、

「1週間後にはこれくらいかな。」

など予想も付くようになります。

 

細かにペーハーを把握してくると、『この変化のリズムは何か変だぞ?』といち早く気がつくことができます。

水族館はこのように管理しています。

 

あまり神経質になっても疲れてしまう。

まったく分からないのは不安ですが、ある程度の把握するだけでだいぶ違います。

そして使っているうちに、どんどんなれていきます。

自分の飼育スタイルにあった方法で管理すれば問題ありません。

ではでは(^^)