塩は『病院でやる点滴??』この回復力・・・

以前、NHKだったか『どんぶり金魚』が取り上げられていました。

その時に塩の効果を『人間でいうなら点滴のような効果がある』と説明されており、

「なるほどな!」と。

塩は薬ではありません。

原因菌をやっつける効果はないが、結果的に魚を回復させる能力があのです!

たしかに“点滴”という表現はイメージしやすいと思いました。

塩を使う使わないにしろ、充分に効果を知っておいた方が良いでしょう。

『金魚すくい』で持ち帰った金魚もあきらかに死にづらくなります。

ウソだと思って試す価値がありますよ!

 

実は『24時間消耗』しているのです。

私たちの汗がしょっぱいように、金魚も体液が真水な訳ではありません。

しかし、普段は全身が水に浸かっているため24時間ずっと身体の内側と側外で調整が行なわれております。

これを浸透圧(しんとうあつと言います。

そこで、24時間エネルギー消費をしている状況に注目し、手を加えて★にしない様にしているのが、

水族館、問屋さん、熱帯魚屋さんなど、観賞魚を扱う職業です。

実はみんな使っているのです。

 

『塩』は質より濃度を大切にする

塩もさまざまな種類がありますね。

安く手に入る食塩でも効果はあります。

アクアリウム用の塩なら使いやすい工夫もされており『1ℓに1粒タイプ』や『10ℓに1粒タイプ』、『専用の計量スプーン付き』などアクアリウムで使いやすい工夫がされております。

とくに、『こだわりの高級ソルト』を準備する必要はありません。

↑スーパーで販売されている食塩も使えます。

 

大事なのは濃度です!

よく「少々入れれば良い」と思っている方は多いのですが、1つまみ程度では全然足りません。

60㎝水槽なら、ラーメンのレンゲですり切り一杯程。

しっかりと塩の味が感じられるのは、やはり汗だってしょっぱいのだから。

『0.3〜0.5%の濃度にする事で回復するのです。』

その後、

調子が良くなったなら塩は辞めても良いし、

心配なら継続しても良い。

水換えするごとに濃度の調整を間違わないようにしたいですね。

日頃の蒸発した分は濃度が濃くなるので真水を足して補うと良いましょう。

役立ち健康グッズがこちら!!

そうは言っても濃度は分からなくなる事はあります。

そんな時は健康グッズが役に立ちます。

我々の料理に使われる『塩分濃度計』です!

本来はお味噌汁などにつかうものですねw

少し値段はしますが、目では分からないモノを分かるように数値化してくれるのは非常にありがたいです。

水没させると壊れてしまうのでご注意を!

ではでは(^^)

 

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