水槽が落ち着いてきた頃に現れる嫌なヤツ。コケだけではありません。使用している人も多いであろうエアチューブが問題なのです。
◆予備フィルターの設置
お店の生体販売水槽は700ℓ程の水量を1台のポンプで管理しています。
しかし、何かと水槽を隔離して管理を行う機会は多いのです。
治療の時や、入荷時のトリートメントの時などですね。
そんな隔離した水槽には投げ込み式フィルターを付けています。
この予備フィルターは、停電が起きた時にも役に立ちます。
ポンプより消費電力が少なくて済むため自家発電で動かすのはこちらです。
◆エアーチューブに殺されるな?!
本題に入ります!
これだけ重宝する投げ込み式フィルターですが、使うために無くてはならないエアーチューブに問題が起こります。
⬆︎何か白い汚れのようなものが…
⬆︎よく見るとこんな感じです。
「なんだ、ただの汚れか」とあなどるなかれ。
とくに小型水槽では放置すると生体が死んでしまうのです。
痛い目を経験しています。
この汚れですが、新たに使い始めて1ヶ月もしない間に現れます。
新品エアーチューブに発生しやすく、使い回しのモノからは、さほど発生しません。
◆付着するのは『はじめが多い』
対処方法としては『洗う』事です。
こすれば簡単に落ちます。
僕は水槽内でそのままゴシゴシと洗って水換えを行い完了です。
水槽内で洗っても魚が死ぬという感じはないのですが、心配な場合は1度水槽から取り出して別途洗うと良いでしょう。
◆おまけ・・・大量のエアーはブロアーを使う
この投げ込み式フィルターを100個くらい設置する予定です。
これだけの数のフィルターを使用する場合は浄化槽用のブロワーを使用しています。
あまり馴染みがない方も多いと思いますが浄化槽とは、家庭などで出る汚水を捨てるためにバクテリアを使って水をある程度キレイにするための設備です。
ホームセンターで売ってます。
下の緑のヤツがブロワです。
水槽およそ50個くらいを一機で回しています。
業務用エアーポンプは素晴らしいパワーですね。
せっかくなので紹介しました。
ではでは(^^)
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