(2018.3更新)

フグって飼ってみたいと思った事ありませんか?!

ちょっと癖のあるフグは混泳に注意が必要です。

有名な『ミドリフグ』や『八の字フグ』を飼育するには海水が必要となってしまいますので、淡水フグを飼育するよりも少し大変かもしれません。

左、ミドリフグ

右、ハチノジフグ

 

そこで、『淡水性フグ』おすすめの4種類を紹介します。

 

①アベニーパファー

小型で可愛らしく、水槽内に発生するスネール(貝)を駆除する性質もあります。

混泳には注意が必要でフグは歯が鋭く一撃が強いためです。

仮にグッピーが他の魚をパクっとしても分からないが、アベニーが噛むとキズができやすい・・・

混泳相手のヒレに綺麗な噛み跡が残る事もありますww

これは貝を食べるフグ全体に言える特徴ですね。

エビ系も好物になってしまうことが多いので混泳NGです。

そして・・・

逆にアベニーが食べられる危険がある場合も混泳NGです!

小さくてもフグの仲間に間違いありません。

食べた魚は毒を受けて死んでしまいます。

これもフグ全体の共通点ですのでご注意を!

日頃飼育をしていて、我々が毒の影響をうけることはありませんよ。

 

ちなみに、アベニーパファーは水槽内繁殖が可能な点も魅力の一つです。

 

②南米淡水フグ

こちらも名前そのまま淡水で飼えるフグです。

覚えておくと良い事は、調子を崩したら塩を足すと言う事です。

海水の元を入れる必要はなく、金魚やグッピーでも使用する普通の塩です。

0.3〜0.5%の濃度にしてあげると回復します。

南米淡水フグは、大きさが魅力です。小さ過ぎず大き過ぎない10cm程と丁度良いサイズになり、同種での混泳が可能です。

フグには地面に隠れて待ち伏せ型もよくいますが、こちらはよく泳ぐのもコミカルでお勧めしています。

アベニーの様に常に販売されているわけではありません。ただし、流通はしているので少し待つかもなぁくらいで探してみると良いと思います。

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③ブロンズパファー

 

ルックスに癖のあります!フグとマンボウを合体させた様な外見です。

入手難度は高くありませんが常時販売している魚でもありません。

通販を利用するか、お店で探して貰えれば入手可能ですが、タイミングを逃すと時間がかかることもあります。

こちらもよく泳ぐフグで丈夫で、見ていて飽きません。

大きさも12cm程と飼いやすい大きさ。慣れれば箸からゴハンを食べる様になります。

指は噛まれたら大変ですのでご注意を!!

そのゴハンですが、冷凍赤虫があればだいたい食べてくれます。

クリル(エビ)もよく食べますし、貝が手に入らない時はスーパーで販売している冷凍アサリ(味付きNG)なども代用できます。

フグ専用の人工フードは食べてくれないこともよくあります。

また、餌の問題ではなく体調の問題で食欲がない場合は、塩で回復させてあげましょう。

混泳は他種とはNGで、同種ではヒレの齧り合いがおこるので、単独飼育がオススメです。

 

④テトラオドン・ファハカ

一転変わって大型フグです。

入手出来るのは小さな個体がほとんどなため、模様の変化も含めて育てる楽しみがあります。

子供の頃はよく泳ぎますが、大きくなると落ち着いていきます。

体型はフグらしいフグですが、大きく立派になります。高級魚のトラフグに似ますかね!もちろん毒もあるので食べれません。

入手方法は南米淡水フグやブロンズパファーと似ています。

完売状態にもなっても待てば手に入れる事ができますので、水槽の準備を始めれば丁度良いくらいです。

とくに幼い個体は、白点病には注意しましょう。

気が付いたら1時間でも早く治療に入れると良く、1日放置すると眼に見えて悪化します。

混泳は他種はNGです。幼い10cm程の個体であれば同種での混泳可能ですが、大きくなるにつれて注意が必要です。

単独飼育が無難になります。

このあたりが、フグに興味があるけど、何フグがよいか迷った時のお勧め種です。

価格もアベニーパファーで1匹¥500以下、南米淡水フグ、ブロンズパファー、テトラオドン・ファハカともに¥1000〜¥3000が入手目安になります。(大きいほど高価になりますね。)

アベニーパファー、南米淡水フグは他種との混泳は注意、同種との混泳は可能です。小競り合いでヒレを噛むくらいは有ります。

ブロンズパファーは個人的には単独飼育がお勧めです。

テトラオドン・ファハカは混泳が難しいので単独飼育が良い。

 

意外と種類の多いフグは、海水、汽水性の強い種類も一緒に流通しています。選ぶ時は注意すると良いです。

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◆アベニーパファーに合う底砂選び

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