出目金の片目だけ大きいのは問題?目が取れる原因や対策とは【金魚】
目が飛び出たシルエットは特徴的で、知名度も高い人気のある金魚が出目金(デメキン)です。
金魚すくいでも見かけられ、ホームセンターでも販売されている代表種とも言えます。
そんな出目金の『片目だけが大きい…』『目が取れてしまった…』というお悩みが聞かれます。
◆片方だけ大きい
両目の大きさがチグハグな出目金は、意外とたくさんいます。微妙な差の個体やあきらかに片方だけ大きな個体など個性豊です。
見た目は好みが分かれますが、基本的に飼育方法や丈夫さは変わりませんし、寿命も変わらず長生きします。
ただ、左右非対称な目が原因で、著しくバランスが悪く泳ぎが下手な個体もいます。もしエサを食べ遅れたりするのであれば、行き渡る量を配慮したり種類(フレーク、粒、冷凍赤虫)を注意しておくと良いです。
◆目の大きさは個体により異なる
よく観察すると、両目の大きは均等でも『目の大きさ、凸具合』は、またさまざまです。
出目金らしく大きくバランスの整った個体を好む方や、将来性をみて、幼いうちはやや凸具合の少ない個体を選ぶなど、好みも分かれます。
◆目が取れる…トラブル
出目金に限りませんが『目が取れてしまう』『気がついたら無くなった』というトラブルは起こります。
もちろん一度取れたら治りません。
取れてしまうのは、アミで強引に掬うなど人的ミスに気をや、また他の金魚に突かれたり食べられてしまう事もあります。
【対策や予防】
対策・予防としては、日頃から丁寧に取り扱うことを心掛けて、『体格差のある混泳』や『弱って動きが鈍い個体』は、目が食べられてしまう事件が起こりやすいので、頭の隅に置いておきましょう。
しかし、頻発するトラブルではないので、体格差にシビアになると混泳できなくなります。
稀にですが『目を食べられる』と勘違いする暴君がおり、目がなくなる個体が頻発する時には、速やかに犯人(金魚)を特定して移動させます。
生き物ですから何があるかわからない・・・
そんな側面を見せる出目金の目のお話でした。
ではでは(^^)