金魚の平均寿命とは。老いを感じる?何年くらい生きるのか。
「金魚はだいたい何年くらい生きるのか?」
「何年くらい育てられるとすごいのか?」
金魚は小さな生き物ですから大切に飼育したいと思うのと同時に、他の飼育者の方はどうなのか気になったりもします。
『平均寿命』としては10〜15年と言われます。
この数字は一つの目安にもなりますが、失敗を経験した人からすると目標にもなります。
◆5年〜7年はすごい
お話を聞いていると、5年〜7年飼育できたと言う方はかなり少ない印象です。
平均寿命としてのエビデンス(信憑性)はありませんが、自分でも飼育しているとそれくらいまで育てる事ができたら『長いなぁ』と感じます。
初心者は飼育スタート〜2ヶ月くらいで死んでしまう失敗は多く、そのあとは日常環境的なトラブルによるロスが増えてきます。
・エサのあげすぎ
・過密飼育
・水質悪化
などがよくある問題原因です。
2年、3年の飼育できてくると、日常環境への対応力が高まり飼育に慣れていると言えます。
しかし季節ごとのアクシデントが危険です。季節の変わり目などに…昨年は大丈夫だったが、今年は調子を崩してしまうなど、はじめての問題には対処が遅れる事があるからです。
日常的な飼育管理や季節ごとのトラブルを知り、このような経験を超えてくると5年〜7年と立派な個体になっていきます。
また丸物よりも長物金魚の方が長生きするイメージもありますね。
◆見た目にも老いを感じます
長く飼育していると、金魚にも『老い』を感じるようになります。
身体はそれなりに大きくて、色彩の鮮やかさが落ちてきて、シワのようなウロコの老化も見られます。
若い頃はピンと張っていたヒレも、なだらかに重力の影響を受けて垂れ気味になり、動きもゆったりとしてきます。
大切にされた事が分かりますね。
平均寿命を知っておくこおことも大切な知識です。
1日1日大切に育てつつ成長による変化も愉しみましょう。
ではでは(^^)