ピンポンパールとパールスケールの違い。混泳がポイントに。
久々にパールスケールを仕入れました。いつもはピンポンパールの方が頭一つ抜けて人気なので、キャラクターが被るため(水槽の数には限りがある)ピンポン優先です。
しかし、『飼いやすさ』でいうとパールスケールの方がお勧めに。
「ピンポンとパールスケールは何が違うのか?」
というお話しです。
◆飼育環境の違いとは?
水質や水温、エサなど基本的には同じで構いません。
もし東南アジアの暖かい国から届いた個体であれば、ヒーターを導入すると元気になります。
夏場は良いのですが、冬場は死活問題に繋がるのでまるで熱帯魚のように飼育します。
外見では国内なのか、外国なのか分からないので、購入する際は聞いておくと安心です。
また国産のピンポンパールでも、寒くて代謝が落ちると元気を無くすのでヒーター飼育は侮れません。
さらに塩分濃度調整も積極的に行いましょう。
◆混泳に大きさ差?
ピンポンパールは他種との混泳が不向きです。
泳ぎが上手でないため、突かれた時に振り解いて逃げきれず、しだいに弱る傾向があります。
いっぽうパールスケールは琉金や出目金と同等の遊泳力があるため混泳可能です。
若干泳ぎが苦手そうな個体も見受けられますが、目安として混泳できる組み合わせです。
もちろん生き物ですので、実際の相性(雌雄問題)によりしつこく追い回される時には避難してあげましょう。
これはどの金魚にも言えるアクシデントの1つです。
◆やりがちな失敗とは
ピンポンもそうですが、パールスケールも水の汚れを嫌います。
普通の金魚より若干デリケートな傾向があるため、より注意して管理しています。
水換えをサボらない事と、バクテリアをしっかりと定着させた水槽を意識して作ります。
水温はヒーターを使用して26℃設定で、金魚の代謝が下がらない様に管理しておくと、病気にもなりづらく育てられます。
混泳は同種のみで、他種は混ぜていません。
5cmの大きさの個体に5リットルの水量が行き渡るくらいのゆとりがあると良いです。
どれかできるポイントをマネるだけでも、失敗は減ります。
ご参考までにどうぞ。
ではでは(^^)