【金魚・メダカ】照明が無い水槽で育つ水草とは?
アクアリウムをはじめたばかりで、水槽に照明を付けない方もいらっしゃいます。
『お魚がうまく買えたら買い揃えるつもり』
『部屋の照明があるから必要ない・・・』
など、飼育環境はさまざまですね。
【もくじ】
・基本はアヌビアス・ナナ
・その他バリエーションは
・アヌビアス以外の丈夫な水草?!
・基本はアヌビアス・ナナ
照明の無い水槽では、ほとんどの水草は枯れてしまいます。金魚藻(きんぎょそう)と呼ぶ『アナカリス』や『カボンバ』も育ちが悪いです。ホテイソウ、マツモ、アマゾンフロッグピットなどは光量不足で枯れてしまいます。
そんな環境にお勧めなのは『アヌビアス・ナナ』という水草です。光の少ない条件でもゆっくり育つことができます。葉が硬く金魚に食べられないというのも、嬉しいメリットです。
専門店やホームセンター、ネット通販でも手に入ります。ポットや流木に活着されており1個¥1000前後が価格帯のイメージです。アナカリスやカボンバに慣れていると高価に感じますが、数多ある水草の中でも丈夫で育てやすい存在です。
・その他バリエーションは
アヌビアスの仲間は種類が豊富です。黄緑色が美しい『アヌビアス・ゴールデン』や背丈の低い『アヌビアス・ミニ』『アヌビアス・プッチ』、また巨大な『アヌビアス・バルテリー』も定番の人気品種です。
みんな光量の少ない環境に強いですが、定番の『アヌビアス・ナナ』がより強健なイメージです。植物が枯れないのは光、栄養、二酸化炭素、水温などさまざまな環境要因が関係するので、環境を整えるとなると複雑な面があります。
難しい事は気にせずに、試すとすれば『アヌビアス・ナナ』になります。
・アヌビアス以外の丈夫な水草?!
アヌビアスの仲間以外では『ミクロソリウム』の仲間が暗い環境にも強くて有名ですが、実際は失敗するパターンが多いです。
原因としては、水上栽培された状態でお店に届く事が多く、水中化する途中で枯れてしまいやすい。水中化は植物にも負担がかかるので、その時は照明の光が効果的です。
アヌビアスの方が照明の無い水槽にはお勧めです。
また『ブセファランドラ』や『クリプトコリネ』など光が弱い環境に強い水草はありますが、育て易さや販売価格帯を考慮すると、お勧め具合は下がります。魅力的な水草なので、水草にも興味があると言う方はぜひ検索してみてください!
照明が無い環境でも、緑を加えると水槽が綺麗になりますよ。
ではでは(^^)