売ってる金魚は何歳なの?

金魚を購入しようとした時に『販売されている金魚は何歳くらいなのか・・・』気になった事はありますか?

「金魚は何年くらい飼育できるのか・・・」

「購入時点ではすでに何歳なのか・・・」

意外としらないことですね。

 

 

◆おおむね1

販売されている金魚はの多くは1歳くらいが目安になります。金魚すくいでお馴染みの小赤や、大きさ別で1番流通量が多い『SMサイズ』くらいの金魚はだいたい1歳です。

これは卵から孵り、数ヶ月で店頭に届いています。金魚の場合は生まれた歳を当歳(とうさい)と呼び、翌年は2歳と表現します。

つまりは、1歳とは言わないのですが、流通にのる当歳〜2歳の個体が多く、人間の年齢にするとおよそ1歳くらいになります。

養魚場さんの育て方はプロですので、実質360日〜720日(2年)も時間があれば『Lサイズ』の体格に育ててしまいます。つまり『Mサイズ』もしくは『2歳』と表記されている個体まで、およそ人間でいう1歳くらいに当てはまります。

45月の春に生まれた個体も、1112月の年末に生まれたたとしても同じく当歳です。

 

 

 

◆年齢のメリット、デメリット?

身体が大きく育つ事や、時間が経過する事で金魚の免疫力は高まります。私たち同様に幼い子より大人の方が免疫力が高いとの同様です。

そのため『Sサイズ』や『青仔』などの、幼い個体は体調を崩しやすい面があり、飼育に難しさがあります。可愛いのですがクセモノですね。

そのため『SMサイズ』以上の大きさが、飼育ビギナーにもお勧めで、さらに『Mサイズ』など大きくなるほど免疫力は上がり強さがあります。

 

 

 

◆飼育はめざせ5年

金魚の寿命は10年以上ありますが、飼育環境でも変わります。長く生きていると魚らしい光沢や体色が薄まったり、ウロコやヒレなどにも老いを感じるようになります。

7年くらい育てた方と言うのは、だいぶ一握りになる印象です。『うちの子はもう5歳なんだ』などと伺うと、金魚飼育歴5年とは中身が違いますw

裏を返せば、それだけ長い間、致命傷となるアクシデントやトラブルに遭う事なく、管理ができたと言う事です。これはかなり大変で、今の自分と見比べてみると、あらためて凄さを実感します。

寿命をまっとうさせる事を目標にするのも良いでしょう。ただあまり意識せずに、日々の管理を繰り返していたら、気がついたらもうこんな歳にと言うのも愉しいですね。

ではでは(^^)