◆金魚水槽から熱帯魚水槽へ上手に変更する方法とは
金魚を飼育していた水槽を利用して熱帯魚飼育を始めたいという場合があります。
「金魚を飼育してみたけど上手くいかなかった・・・」
「出歩く機会が減ったので、新たにアクアリウムに興味が出た」
などなど。
タイミングはそれぞれですが、金魚の飼育機材を利用して熱帯魚飼育を始める方法のお話です。
◆追加する器材は『ヒーター』のみ
金魚水槽から熱帯魚水槽へ変更する場合には『ヒーター』を追加する必要があります。逆に言うとヒーターさえ揃えてしまえば、グッピーやネオンテトラ、ミッキーマウスプラティなど一般的な熱帯魚を飼育する事が可能です。
金魚にはいないカラフルな色彩や、模様柄など熱帯魚の世界も魅力的です。
ヒーターには種類があり、メダカ用や金魚用ではなく熱帯魚用が必要です。さらに水槽の大きさによってワット数(パワーの具合)が変わるので、心配な方は店頭で相談しましょう。
◆エサも熱帯魚専用フードを!
金魚用のエサも与えれば熱帯魚も食べますが、喰いつきが悪かったりするので、熱帯魚専用フードを揃えましょう。
冷凍赤虫を与えていた場合には、熱帯魚も大好物なので与える事ができます。
やはりエサの与え過ぎは水質悪化を招くので、注意しましょう。1日に1〜2回で、1回の量は2分で口の中に入りきるくらいが目安です。
◆バクテリアを追加する
新しく水槽をリセットした時に忘れてはならないのが『バクテリア』です。ホームセンターなどでも『液体バクテリア』が販売されています。
金魚飼育の際もそうでしたが、水質を浄化してくれます。さまざまな問題を解決してくれる『縁の下の力持ち』です。
さらに、飼育する熱帯魚の数もスタート時は適量よりも少なく始めることで失敗が減ります。最初は寂しいですが、観察をしながら『あと何匹入れよう』『あの熱帯魚を追加しよう』『水草はアレが良いな…』とゆっくり始めるのも良いものです。
◆底材は?
底材は基本的に金魚に使っていたものを、また利用できます。もちろん熱帯魚のイメージに合わせて変更するのも、このタイミングだと行いやすいです。
◆フィルターは?
フィルターは同じ物を利用できますが、中身のマットなどは新品に交換して使います。
◆照明は?
同じ物をを利用できます。LED照明は青色や赤色の光も放つため、鮮やかな熱帯魚の魅力を引き立てます。持っていなかった方は、揃えるのが良いです。
◆水草は?
金魚に使っていた水草を熱帯魚に利用しても、基本的には問題はありません。さまざま水草が流通していますので、心配な方はお店などで相談します。
このように、意外と簡単に金魚飼育から熱帯魚飼育へ移行ができます。興味があった方は計画してみてはいかがでしょうか?
ではでは(^^)