【水草】西洋モスボールことマリモ(大)の育て方【セイヨウマリモ】農薬問題とは
マリモはお馴染みのアイテムですが、熱帯魚ショップでは西洋モスボール、セイヨウマリモなどと呼ばれる輸入タイプの大きなマリモが流通します。水槽のマスコットのになるみどりの塊はなんとも言えない存在感で面白いです。
注意点としては輸入の際に薬(農薬)が使われているためエビなど甲殻類のいる水槽には危険です。熱帯魚、金魚、めだかには問題ありません。また『水草その前に』などの農薬の影響を抑えることのできるアイテムのあるので、エビのいる水槽へ入れたいときには工夫しましょう。
◆感想と使い方
国産のマリモに比べて巨大なのなのが特徴的です。これでもどちらも同じマリモの種類とされており、ヨーロッパ産のコスパの高さが伺えます。
ただし丸いシルエットにはバラ付きもあり、割れてしまっていたり、歪(いびつ)な形状の物も混ざります。こだわりのある方は自分の眼で見て選ぶと良いです。
本種は丈夫ですが育成速度は遅く、成長していない様に感じるほどです。水草あるあるですが…
『丈夫で枯れづらい』=『成長が遅い』
『増えやすいが枯れやすい』=『成長が早い』
というのは環境の適応力の影響があります。成長が遅い分我慢強くなり、成長が早いモノは環境が合えば増殖しますが、合わないと枯れるのも早い傾向はあります。
マリモの場合は前者であり、夏場の高温や直射日光は嫌うので育てる時のポイントになります。
育て方としては、丈夫で育てやすい部類には入りますが、あまりに環境が不向きだと枯れます。
【水槽環境データ】
水質 弱酸性
水温 23度
底材 ソイル
二酸化炭素 なし
肥料 なし
光量 LED×1灯
上記環境で意外でも育成可能です。1
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入手難易度…A~Bクラス
ショップでの流通は見られますが、国産の綺麗なマリモのように多くの流通はありません。店頭でも丸くて綺麗なシルエットのものから選ばれていきます。納得できるクオリティのものがあれば、その時に手に入れておきたいですね。
販売価格帯は写真の大きさで1個¥500~¥1000が目安です。国産マリモより高く感じる方もいますが(国産マリモは販売価格帯が広い…お土産の影響?)この大きさの国産マリモは基本的に手に入らないのでリーズナブルとも見えます。
通販での流通も僅かに見られますが、形のバラツキもあるアイテムなので信頼できるショップで購入しましょう。
ではでは(^^)