金魚の飼育を始めたら知っておきたい4つのポイント
金魚飼育を始めたら分からないことだらけになったりします。そんな金魚ビギナーさんから『何に気をつけたら良いのか?』と聞かれると…4つのポイントをお話する機会が多いです。
◆エアーチューブの『ぬるぬる』
掃除の時にしっかりと洗いたいのがエアーチューブです。とくに新品は使い始めて1カ月以内にヌルヌルが現れます。
こちらを放置すると、金魚の死亡率が上がる傾向があるため油断できません。繰り返し現れるので掃除の時にしっかりと擦りましょう。
2〜3ヵ月経過すると、徐々に現れなくなるのでそれまでの辛抱です。
◆エサのあげすぎ
エサは少ないくらいが初期は良いです。水中のバクテリアが少ないため、残りエサやウンチから発生するアンモニアなどの毒素を分解する能力が低いからです。
金魚は水槽に私たちが近づくたびにエサを欲しがりますが、ガマンも必要です。1日に1回〜2回が目安ですが、逆に2〜3日エサ抜きしても餓死はしません。
エサあげすぎの症状は『コケが多く発生する』『水がにごる』『食べ残しをする』などがあります。与えたエサは2分で食べきる量にします。
◆バクテリア不足
かってにバクテリアは増えて行きますが、2〜3ヵ月はかかります。積極的に市販の液体バクテリアやバクテリアブロックを利用すると効果的です。
このバクテリア不足はさまざまな問題を引き起こします。水質悪化による魚の健康阻害。水の白濁、コケの大量発生、悪臭など原因のほとんどはバクテリア不足に辿り着きます。
重要性を知っておくだけでも違いますね。
◆水槽の丸洗い
水槽を綺麗に保ちたい気持ちは分かりますが、お水の全取り換えや砂利を隅々まで洗うと、せっかくのバクテリアが洗い流されてしまいます。
バクテリア不足になると先ほどご紹介したトラブルへと繋がります。
「いや水槽が汚すぎて洗わないと目も当てられない…」という方も多いと思います。そんな時は、1度しっかりと洗ったあとからは『汚さない飼育管理』を意識してみましょう。
エサの量や照明を無駄に付けない、バクテリアを増やすと内容は上記と重複してきます。水槽を汚さない事で、水換えの手間も省け、綺麗な水槽で飼育するという良いサイクルを目指します。
マイペースに、自分に合った飼育管理を探していきましょう。
ではでは(^^)