◆お店の水槽がキレイなのはナゼ?
専門店などへ足を運ぶと、水槽にコケが少ないと感じた事はありませんか?
『やっぱり毎日コケ取りしているんだろうなぁ?』
『秘密の裏技があるのかな?』
っと思った事はありませんか?もちろんお店の水槽も汚れます。ただし『汚さない工夫』をしているため、手間を減らした管理が行われている事も。
どのような『工夫やポイント』があるのかお話し致します。
◆エサは少なく、ライトは短く
まず抑えておきたいポイントはこちらの2点です。エサに含まれる栄養は、水中に溶け出すとコケの栄養にもなってしまいます。
生体のコンディションが落ちない程度に、極力少ない方が『コケ対策』に繋がります。そのため1日に与える回数は増やしても、1度に落とす量を減らしておくと良いです。
照明も長くつけるとコケの成長を促します。基本的には8時間ですが、水草の事を考えると最低6時間明るくするのが目安です。
お魚には影響が少ないので、ガッツリ暗い時間を設けると『コケ対策』になります。
◆バクテリアの力でコケを減らす
水槽をスタートして初期に多いのは『珪藻』と呼ばれる拭き取れば簡単に落ちる種類のコケです。
これは水槽立ち上げから2〜3ヵ月以上経過すると発生が減ります。これはバクテリアが水質を整えてくれるからです。
地味ですが、お店の水槽は長期管理されたり、バクテリアを上手く他の水槽から貰ってきたりしてこの類のコケ自体を減らすことができます。
2週間でコケが生えてしまう水槽を、いかに3週間もたせるのか。といった考え方で『汚れずらい水槽』を作ります。
◆使いやすい道具と出会う
人の手が入らない水槽はありません。メインでコケをとる『ビックリスポンジ』や困った時に役立つ『カッターの刃』に、底材の汚れを集中して排出する『クリーナーポンプ』、大元から水質を整える『浄水器』などなど。
スタッフが選び愛用する道具は人それぞれで、好みが分かれます。実際に使われている道具は、やはり使われる理由があるものです。
自分の管理に合うか考慮しつつ、お店の流台に置かれたグッズをチラ見しておくのも良い勉強になります。
まず汚さないために何ができるのか?
ではでは(^^)