【金魚】トリカラーオランダの飼育と流通。寂しいという感情はあるのか？？
3色持ちのオランダ獅子頭で、白地の体色に上から緋色を被り、さらに墨（黒色）を被ったような模様が特徴的です。二頭身のような丸みの強いシルエットも可愛らしい金魚ですね。
とくに今回はよく墨を被ったメリハリのある個体が届き、成長も楽しみです。
◆金魚は寂しいのか？？
金魚を飼育していると『１匹では寂しいのかな？』など考えたことはありませんか？金魚に感情があるか否かはわかりません。
しかし金魚は 、もともと鮒（フナ）で、群れで行動する性質があります。なので仲間がいた方が安心する傾向があります！。ただ、自然界と水槽の中は違うというのもポイントで…さまざまな考え方ができます。（限られたスペースでは組み合わせや相性で本来群れで行動するはずが突いてしまったり、ウチの中では鳥など外敵から襲われる心配もありません）
金魚ちゃんは、1匹では警戒心が強くなります。しかし飼い主（人）に慣れるので、私たち次第で金魚ちゃんのリアクションは変わってきます。 エサをくれる人を見分けたりする話は、よく聴かれますね。
◆入荷後の初期飼育レポート
袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。コンディションも良さそうです。本種も『羽衣オランダ』『虎オランダ』同様に入荷初期は丁寧に管理します。0.3％の塩分濃度調整にエサは冷凍赤虫です。
圧倒的に状態がコケやすいのは、届いた直後になります。あまり神経質になりすぎるのもやりすぎですが、おのずと慎重になりますね。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
入手難易度…A〜Bクラス。
やや手に入れづらい。ですが2～3ヶ月に１回くらいのペースで流通もみられるので、『今度見かけたらチェックしよう』と待っている感覚でも良さそうです。
SMサイズ1匹の販売価格帯は¥1500前後です。一般的なオランダ獅子頭や東錦と言った品種より数百円高価になります。模様の入り方や体型など個体差はあるので好みの個体がいれば見逃すともったいなかもしれません。
ついつい増やしてしまう・・・ではでは(^^)
