【金魚】ピンポンパールSサイズは難しい?!
Sサイズの良いところは、『小さくて可愛らしい』『値段が安い』などがあげられます。しかし幼く体力が弱い点は要注意です。
今回も5匹やって来ましたが、1匹はすでにダメでした…やはり難しさを感じるのが『Sサイズ』で、金魚の種類にかかわらず幼い個体は共通して弱さがあります。
袋の中で1匹が弱ってしまうと、他の個体えの影響が気になります。移動中のパッキングは僅かな水量に過密気味なため、元気だった個体もつられて悪くなる事があります。
袋の水は濁り気味で、ちょっと臭かったです。金魚の動きは悪くなく、エラの動きや体表の粘膜の具合(白っぽくなっていないか)などをチェックします。
他に病状のようなものは見られなかったので、0.3%の塩分濃度調整を行い様子を伺います。魚病薬は入れません。
◆入荷後の初期飼育レポート
1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。1匹はダメでしたが残りの4匹は元気そうです。
エサは冷凍赤虫を与え、消化の負担を軽減させるため人工飼料は控えます。水温は26℃で塩分濃度調整済み。この環境でコンディションを上げていきます。
この時に弱った個体が出てきてしまうとつつかれて弱ってしまうことがあります。もともと泳ぎが素早くないので、体力も落ちると逃げることがとても下手くそです。その場合は移動やセパレーターなど仕切り板を使い保護してあげましょう。コンデションが回復すれば元の仲間たちの水槽へ一緒に戻すことができます。
1度飼育環境に馴染んでくれると、だいぶ飼いやすくなります。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
『ピンポンパールSサイズ』
入手難易度…Bクラス
国産での流通もあり、見かける機会はそれなりに多いです。
販売価格帯は1匹およそ¥600〜¥900ほどが目安です。
お店で購入する時は元気な状態の個体を選びましょう。見ただけで不安な時はお店の担当者さんに相談すると良いです。
今食べているエサや水温など、参考になる情報も手に入るかもしれません。
|