【金魚初心者】ピンポンパールの育て方に追加で知っておきたい知識!

 

◆水温のお話

よくピンポンパールの飼育が難しい理由の1つに『水温』があげられます。これは東南アジア(タイやマレーシア)で養殖された個体は日本の寒さを知らないため、体調を崩しやすい事が原因です。

ゆっくりじっくり慣れさせれば、対応可能ですが初心者には骨が折れます。その解決方法としては『国産ピンポンパール』を選んでおくと、お家の環境により慣れやすいです。

小型の器では水温変化が著しく大変ストレスになります。なるべく変化を抑えるように工夫し、水温計で把握しておきましょう。朝晩1日で10度以上水温変化すると危険です。

 

 

◆飼育は難しいのか?

ピンポンパールを購入する時に、身体に充血がある子は避けましょう。移動によるストレスや環境が合わない理由などでコンディションを下げている状態です。回復させるためにも安静に慣らしたいところで、さらなる移動はお魚に負担をかけてしまいます。

混泳はピンポンパール同士にします。他の金魚と一緒に飼ってバランスが良いのは稀なケースです。泳ぎの遅いピンポンが突かれて弱ってしまう事がよく起こります。

気がついたらセパレーターや隔離ケースで助けてあげます。

 

◆はじめての人が知らない塩とバクテリア

最近は飼育する前にいろいろと調べてからはじめる方が多いので助かります。最低限の飼育環境を揃えたあとに知っておきたいのは、『塩』と『 バクテリア』です。

『塩』はお魚のコンディションを上げて、ちょっとした体調不良は治してしまいます。しかし、小さじ少々では薄すぎ、多すぎたら濃くて死んでしまうのでまずは市販の商品を使うのが分かりやすい。

『バクテリア』は目には見えない小さな生き物ですが、水質を安定させてくれます。

残りエサやウンチを分解して増えるのではなく、『酸素で増える』好気バクテリアが多いのですが、充分に増えるまで時間もかかります。

そのため初期水槽での白濁りはバクテリア不足の傾向が強いので、解決策になることが多いです。

もし水温に慣れていないピンポンパールが、水質でもダメージを受けると、ダブルパンチでになる事があるので、注意しましょう。そんな時も塩が入っていると、食止めてくれたりします。

 

まずはピンポンパールを元気に1ヶ月飼育する目標を立ててみましょう。

ではでは(^^)