◆金魚の『エサのやり方』時間を測って行う。1回5分は長いかも。餓死はそうそうしない!

エサの種類ではなく『量』について、どれくらい与えるのか迷った経験がある人は多いです。喋らない金魚は、水槽に近づくだけで『もっと食べたい』と訴えてきます。

欲しがるだけエサをあげた結果「水槽がコケだらけになってしまった」「水が白く濁ってしまった」というご相談も。

ご自宅の水槽の大きさも違えば、金魚の数も個体サイズもみんな違いますが、どの様な基準で回数や量を決めると良いのかお話し致します。

 

 

◆時間を基準にして量を測る!

まず『エサのやり方』で意識したいのは、「23分で食べきるように、量をコントロールする」事です。

『スプーン一杯』や『ひとつまみ』などを基準に決めるのではなく、時間(23分)を基準にする事でどの様な水槽に対しても、適量を測って貰うことが可能です。

金魚は、水温が暖かいほどよく食べ、水温が低いほど食欲は無くなります。毎回食べ切る時間を測る必要はありませんが、時折気にして、与える量を調整すると、あげすぎて失敗する機会が減らせます。

 

 

◆餓死はそうそうしない!

金魚ちゃんは、2~3日ほどエサを与えなくとも平気です。もちろんしょっちゅうエサ抜きするのはダメですが、『11回で、23分で食べきる量』を毎日与えていれば、少なめの餌量ですが大丈夫です。

また、休日や時間がある時に『おやつ感覚』でエサを追加で与えます。「もっと食べたそうだな」とか「食べる姿が可愛くて見たい」という場合も23分で食べ切る量を心掛けて与えると、与えすぎずに水の汚れを防ぐことができます。

自分のサイクルに合わせて、金魚の水質に負担をかけないようにコントロールすることで、結果的に管理がしやすくなります。

 

 

 

◆エサやりは楽しい

エサやりは楽しい作業なので、適量を心掛けて与えることで金魚も喜びます。

与える時間帯ですが、決まった時間に行うようにすると、金魚も週間化して覚えるようなリアクションも見せます。逆に寝る前など暗くする直前は食べ残しの原因となるので避けましょう。

季節の変わり目は、水温の変わり目でもあり、昼夜で激しい温度変化が起こります。食欲も時間帯の水温によって影響を受けるので意識して給餌すると、より金魚のコンデションを把握できます。

ではでは(^^)