◆白ランチュウが斜めに浮かんだら即治療！充血も見逃すな！飼育や通販を含めた販売や価格帯とは

眼と唇に紅を塗ったいい感じの『白ランチュウ』がきました。シンプルな白ランチュウにも個体差があり、わずかな模様の違いも個性がでます。『赤目・口紅』も探すとなかなか居なかったりもしますね。

白色は飼育環境しだいで黄色味を帯びる事もあり、状態の良い傾向とされ好まれます。『ミルクランチュウ』は透明鱗ですが、『白ランチュウ』の白色の個体は食べてるエサなどで薄っすら色が付きます。

しかし・・・

 

袋中ではおっとりした印象でしたが、どうやら泳ぎを止めるとお尻が上がってしまうようです。病気とは言いませんが、軽い転覆症状とも言えます。

元気な金魚は基本的には水面と水平になりますが、時折このようにお尻が上がって泳ぎにくそうにする子がいます。

この様子は調子の良くないサインなので、飼育環境などを見直すきっかけにします。今回は『移動』が原因の可能性が高く、0.3%の塩分濃度調整と冷凍赤虫を与える事で2〜3日で改善が見られました。

治療の一例に過ぎませんが、塩分濃度調整は金魚の自己回復力を向上し、多少の問題は解決へ導いてくれます。また転覆症状は消化不良の可能性が高く、数日の絶食や消化の良い冷凍赤虫のみをエサに与える事がポイントになります。

↑おしりが浮かぶ持ち上がるように浮いてしまう。消化不良でガスが溜まっている可能性があります。

 

↑尾びれの付け根に血管が浮き出ているのも不調気味なサイン。重症ではありませんが気づいておきたいサインですね。

 

 

 

白ランチュウMサイズ（外国産は表記より大きく感じる個体もよく見かける）

入手難易度 Bクラス

やや手に入れづらい。

小さな個体に比べて流通量は減りますが、定番化している品種です。

販売価格はおよそ¥3000〜¥4000が目安です。外国産なので、大きさの割にはリーズナブルになります。

素赤（すあか）、更紗（さらさ）の方が人気はありますが、混泳させる時には１匹くらい白が泳いでいるのも良いものです。

ではでは(^^)