◆『浜茜』（はまあかね）こと『関東桜東錦』の飼育や通販での流通・販売価格とは。

『浜茜』は一部で生産されている国産金魚です。オランダ獅子頭系統の品種であり、赤色白色の色味と透明な鱗や光を強く反射する鏡のような鱗を持ち合わせます。

よく言われる説明では、東錦（あずまにしき）から黒色を抜いた品種とも言われます。写真の個体も名残の墨色が尾ビレに感じられます。

別名の関東桜東錦（かんとうさくらあずまにしき）と呼ばれ、長手（ながて＝胴体が長い個体）でスラリとした体系は力強い泳ぎを堪能できます。

現在はピンポンパールのような丸いシルエットの個体が人気ですが、浜茜のような昔ながらの長いシルエットの金魚も良い物ですね。

↑今回の個体は左右で赤色・白色の比率が逆で全く別の個体の印象があります。

袋の中でも元気に泳いでおり、1時間ほどの水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。

国産の貴重な品種や、個人ブリードの個体は、他の金魚と混ぜると病気を貰うことがよくあります。

導入時はまずは単独飼育を行い、新しい環境になじんでから混泳させる方がリスクは下がります。移動直後は金魚も披露しており体調を崩しやすいのは、人間と一緒ですね。

新しい土地と水に慣れて体力が回復すると、病気にもかかりにくくなります。更に0.3％の塩分濃度調整を行うことでコンデションは整うのでお勧めです。

基本的な飼育方法は普通の金魚に準じます。

流通あは多くはありませんが、定期的に見かける存在です。けして定番種のように多くはありません。

また上記で記載したように、お店によっては入荷直後～１週間ほどで調子を落としていることもあるので、しっかり見たり、担当のスタッフに聞いてみたりして購入すると良いでしょう。

希少価値が高いこともあり、写真の個体はMサイズで1匹¥5000〜¥6000ほどします。金魚の中でも、なかなか高額です。

綺麗な金魚ですね！

ではでは(^^)