◆クリマタ・ビッタータ（タイガークリマタ＝Curimatopsis）の入荷後の飼育レポート。通販を含めた販売や価格帯とは。

別名でタイガークリマタとしても流通しており、クリマタ（Curimatopsis）の仲間はメジャーではありませんが、知っていると気になる中型のカラシンです。

聞き慣れない熱帯魚ですが、中型カラシンとして混泳に好まれるキャラクター。イメージ的にはプロキロダスやレポリヌスに近い印象です。

性格はとても大人しく臆病で警戒心が強いと思うほどですが、身体が大きく育ちご自宅の水槽に慣れてくれれば、優雅に泳ぐ姿を見せてくれます。

ちょっと変わった魚を飼育してみたい方は注目の魚ですね。

↑鼻がカバのように大きく愛嬌のある顔立ち。今後の成長が楽しみですね。

とくに幼い個体は臆病で餌を食べ損なう場合も多いので、しっかりと行き渡っているか給餌の時に確認しましょう。

◆入荷後の飼育レポート

1時間ほど水合わせを行い、袋の水ごと水槽へ放ちました。臆病な性格のためすぐさま流木の影に隠れます。

好みの水質は弱酸性〜中性、水温は26度、エサは冷凍赤虫を好みます。人工飼料も食べますが、冷凍赤虫の方が好みです。

日頃から隠れがちですが、水槽を覗くとチラ見えするぐらいの身の隠し方なのは観察できて嬉しいですね。

2匹入れていますが、臆病なわりに群れにはならず別行動が主です。ケンカする訳ではないので同種での混泳も可能です。

混泳ておいては、他の魚にちょっかいを出す事もなく、攻撃性の低い魚との組み合わせであれば幅広く順応します。

◆通販を含めた販売や価格帯とは

流通量は多くはありませんが、定期的に流通が見られます。クリマタの仲間は数種類の流通が見られるので、ついつい集めたくもなりますね。

販売価格は写真の大きさの個体で、¥4000あたりが目安になります。マニアックなキャラクターであるため少し高価な印象です。

しかし、小型の個体が流通しやすく、ぜひ見つけた時に入手して、他の魚と混泳させるために育成期間を設けましょう。できれば本種の方が大きいほうがおとなしい性格なのでバランスが取りやすいですね。

ではでは(^^)