◆トリカラーランチュウ大きめ！水温、水質、塩分濃度をおさえて飼育するコツ。通販を含めた販売や価格帯とは。
ちょっと大きめの個体を2匹仕入れました。しっかりと色がのっておりいい感じです。
体格もしっかりとしており、模様の入り方やグラデーションも素敵。
個体のサイズが大きくなる程高価になってしまいますが、選別されて育成された個体なので良物が多いのもたしかです。
鱗1枚1枚にまで目を向けると独特な発色にも気がつきますね。
頭の作り（凹凸）は控えめですが、丸味が強いシルエットが可愛らしいです。
目にかかる黒バンドが印象的でした。
◆入荷後の飼育レポート
大きな個体で少し袋の水が濁って届きましたが、元気に泳いでおり、速やかに水合わせに移り何事もなく無事に完了しました。
水温 26度
水質 弱酸性〜中性
塩分濃度調整なし
エサ 冷凍赤虫、コイ飼料、金魚飼料
輸入金魚なので、水温は高めの設定です。この方が白点病や転覆病の発生しづらくもなります。
水質は大雑把でも構いませんが、酸性に傾けると細菌が減少する傾向があるため低めに調整しています。（高め＝アルカリ性になります。）
塩分濃度調整はとても有効なトリートメント効果がありますが、コンディションが良かったため、行いませんでした。
頬がふっくらしており、愛嬌のある顔立ちですね。
上から見るとまた印象も変わります。
◆通販を含めた販売や価格帯とは
トリカラーランチュウの流通量は、一般種と比べると少ないですが、定期的に出回る人気のカラーバリエーションです。
国産よりも外国産の方が見かける機会は多く感じます。色彩の個体差などもあるので、黒勝ちな個体や赤色が鮮やか、体型の丸いシルエットが強いなどなど好みも分かれます。
販売価格は写真の個体は少し大きめ『Mサイズ』なので¥4000あたりが目安となります。
普通の素赤（すあか＝赤色一色）、更紗（さらさ＝赤白模様）らんちゅうやとは明らかに存在感が異なるので、混泳させても良いですね。
ではでは(^^)
