メダカ初心者でもできる、屋外でのコケ対策とは!グリーンウォーターや日光対策。
◆水が緑色になることは悪くない?!
屋外飼育では、水が緑色になってしまいメダカの姿がわからないほどに濁ってしまうことがあります。
グリーンウォーターと呼ばれ、植物プランクトンが水中を漂っている状態なので、メダカにとって悪い訳ではありません。
ただやはり、飼育者としてはメダカの姿が見えない事は残念ではありますね。
◆日光を当てない!
緑色の原因は、植物プランクトンの増殖によるものです。植物プランクトンの増殖を抑えるためには、『直射日光を避ける』事です。
置き場所を変えてみたり、日陰をつくるなど調整してみると、緑色になりずらい効果があります。
◆ホテイソウの力を借りる
屋外でのコケ対策に使いやすいのは『ホテイソウ』です。日光を好み丈夫で安価!冬には枯れてしまいますが、ホームセンターへ行けば1ケ¥150前後で販売されており、また来年買いなおすと良いでしょう。
また、ホテイソウは成長スピードの早い植物なので、コケの原因となるような栄養素を吸収してくれます。さらに日光がホテイソウに当たる事で水中への光を軽減し、ダブルでコケ予防の効果があります。
◆薬はオススメしない!?
コケやグリーンウォーターを防ぐ薬品が販売されていますが、屋外では相性が悪くあまりオススメしていません。
コケやグリーンウォーターの原因は日光で大きく影響しているため、そちらの対策が優先にらなります。
コケ除去薬品を使用しても、日光が当たっていると数日で元に戻ってしまうため、コスパがとても悪いです。
◆生き物の力を借りる
タニシやヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビは、コケ対策の効果があります。試しに入れてみるのは水中の生き物も増え、鑑賞価値も上がります。
気をつける事は、メダカ卵を見つけると食べてしまうリスクがある点と、脱走の名人だという点です。タニシはカベを登れますし、エビはジャンプしたり、エアーチューブなどを利用して登る力があります。
メダカを襲ってしまう事はないので、混泳の相性は良いです。
※メダカの死骸などは、貝もエビも分解者として食べてしまいます。
◆エサの量に気をつける
エサの栄養分はコケの栄養にもなってしまいます。与えすぎに心当たりがある方は、減らして調整してみましょう。
1回で与える量は、1~2分で食べきるよいに調整します。飼育するメダカの数や食欲に合わせて目安にして下さい。
1日に1回~2回を目安に、明るい時間帯に与えましょう。