◆バリスネリアの仲間Part1、セキショモ、ネジレモ(スクリューバリスネリア)、マルモル、オーストラリアセキショモ(ジャイアントバリスネリア)とは。
◆セキショモ
アジアに分布するトチカガミ科の植物です。
テープ状の葉は10cm~80cmとなり、水中を揺らぎます。アクアリウムでの後景草として利用されます。
最近の研究で、本種とされているものの多くに、交雑種が混同されているという報告がありました。
デンセセラータ種とスピラリス種の雑種が、海外で交雑しており、何らかの原因で日本に移入、定着したとされている。
◆ネジレモ
別名スクリューバリスネリア
日本(近畿地方)🇯🇵に分布するトチカガミ科の植物です。セキショモの変種で、その特徴がそのまま名前に。
琵琶湖と同水系の河川に自生する日本固有種になります。
らせん状にネジれる葉は、上部から下部まで全体に鋸歯が目立つのも特徴です。水草として海外の他種など数タイプが流通しています。
◆バリスネリア・マルモル
改良品種のバリスネリアです。
葉の長さ200cmになると言われていわすが、水槽内ではその半分ほど。
葉全体が赤みを帯び、赤褐色の虎斑模様がびっしりと入り鑑賞価値は高い。
シンガポールのファームで、ルブラタイプの中から出現したものと言われている。
光量が多いほど、葉色、模様は濃く入るので、しっかりと当てると良い!
◆オーストラリアセキショモ
別名ジャイアントバリスネリア
オーストラリア🇦🇺に分布するトチカガミ科の植物です。
2008年に発表の研究で、V.giganteaはV.nanaのシノニムの可能性が非常に高いとされた。このとき新分類群として立てられたV.Australiasがgiganteaとして一部流通している事が分かった。
さらに2016年の国内研究でも同様に、流通品の一部に一致が見られ、同時にオーストラリアセキショモの和名が提案されたという事です。