◆水草レイアウト中景にオススメなグラウディオラ3種類オフィキナリス、ペルヴィアーナ、ヴィスキデュラ、とドリマリアとは。
◆グラウディオラ・オフィキナリス
ヨーロッパに分布するグラウディオラで、向こうでは薬用のハーブとして中世から利用されてきましたが、毒性も強いため現在では一般的ではないです。
花の綺麗な湿性植物としてウォーターガーデニングで親しまれています。
強光、二酸化炭素の添加、ソイルの使用で水槽栽培も容易です。生長が早くないので中景での活躍も可能!
◆グラウディオラ・ペルヴィアーナ
南米、オーストラリア🇦🇺に分布するグラウディオラです。
葉は卵形で小さな鋸歯が付き、茎を抱きます。水槽内では鋸歯は目立たず小型化します。
明るい緑色で、小型のバコパに似た姿をします。ピンク色の花は鑑賞価値が高く、水辺の植物としても楽しめます。
水槽内での育成はやや難しく、強い光と、二酸化炭素の添加は必須です。生長は遅く中景向き!
◆グラウディオラ・ヴィスキデュラ
アメリカ東部🇺🇸に分布するグラウディオラです。葉は卵形に近く、鋸歯が付き、やや茎を抱きます。
水槽内では小型化が見られ、サイズはおよそ半分に。先端にかけて鋭く細くなり、鋸歯はほとんど目立たない。
小型で分枝(ぶんし=えだわかれ)もよく、生長も早くないので前景での後列に最適です。長く伸ばしても他にはない姿で面白いです。
◆ドリマリア
南アジア、マダガスカル🇲🇬、アフリカに分布するよく見かける水草です。
卵形の葉はラージパールグラスを大きくしたような姿で、中景から後景向きです。
基本的には丈夫な種類で、少々の二酸化炭素の添加は有効で、過剰だと間延びさせてしまいます。
流通するものはほぼ斑入りのもので、ノーマル同様を見かける機会は少ないです。