◆水草レイアウトの中景に向く4品種紹介。ウォーターナスタチウム、ホトニア、ペルシカリア・グラブラ、プラエテルミッサルビー

 

 

◆ウォーターナスタチウム

アメリカ🇺🇸北米大陸に自生する小型の湿性植物。ゆったりと流れる小川など、流水中では水中生活をします。

沈水葉は鋸歯のある倒卵形から羽状複葉となり、他にはない特徴的な姿が魅力である。

同じ北米原産のペントルムやプロセルピナカ、ジュンクス・レペンスを合わせるとレイアウトの雰囲気に一貫性が生まれます。

 

 

 

◆ペルシカリア・グラブラ

台湾、中国🇨🇳、タイ🇹🇭、インドなど、日本の沖縄にも分布があるイヌタデ属の一種です。

台湾便からは旧名のポリゴノム・グラブルムで入荷します。

一度沈水葉を展開し始めると馴染みやすく、育成は、ポリゴノムspピンクに準じます。

 

 

 

◆ペルシカリア・プラエテルミッサ ルビー

日本🇯🇵、韓国🇰🇷、中国、ヒマラヤに分布。茎は倒れたのち上部で斜上し、分枝しながら広がっていきます。中景の前寄りで、他の種と混ざるように植えてもおもしろい。組み合わせる事で、個性が際立つタイプです。

本種はドイツ🇩🇪のファームから入荷するルビーという品種ですが、日本の自生地で見られる沈水葉も赤味を帯びることは珍しくない。ただし、育成はファーム物がはるかに容易です。

 

 

 

◆ホトニア

ヨーロッパ、北アジアに分布する水草。羽状全裂する葉を持つ風変わりなサクラソウ科の植物です。

明るい緑色で、低い水温を好みます。輸送時の蒸れにも弱いため、冬になると見る機会が増えます。極端に高水温でなければ適応力を見せ、夏場は水換えの頻度を増やすなど。二酸化炭素の添加もしっかり行うとよい!