◆ラガシフォン・マヨールではなく、マダガスカリエンシスと、バリスネリアの仲間。カウレッセンス、ミニツイスター、トリプテラ。
見る機会が減ってしまったが、タイミングが合えば入手育成すると楽しい存在は多いです。ラガシフォン・マダガスカリエンシスもその1種。
また、後景で馴染み深いバリスネリアには、赤色に染まる美種や新参者?!も見逃せません。
◆ラガシフォン・マダガスカリエンシス
Lagasiphon madagascariensis
ラガシフォン・マヨールの方が鉛巻きなどで見る機会も多く、本種を目にするのは専門店が主になりす。
葉は線形で透明感のある緑色をしており、phが低い環境を好みません。ソイルの利用者が増えたことは向かい風となりまさしたが、繊細な葉が作り出す繁みは美しく、知っておいて損はないです。
流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆バリスネリア・カウレッセンス
Vallisneria caulescens
オーストラリアに分布する中~大型バリスネリアです。よく見ると風変わりで葉は広い線形で長さ30cmほどで上部に鋸歯が付きます。
明るい緑色から赤色に色づくこともあり、変色も魅力的です。ロゼット型ではなく、有茎型でランナーを出して増えます。
輸送に弱い面があり、入荷直後の状態はよく観察したいですが、いちど順応すると育てやすく軟水でソイルを好みます。二酸化炭素の添加は有効です。
流通量はそこまでなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆バリスネリア・ミニツイスター
Vallisneria Mini Twister
スクリュー系のバリスネリアでは小型のタイプで10~15cmほど。ネジレモの栽培品の中から大きくならないものを選別し増殖させたものとして、ヨーロッパのファームからリリースされました。
現在はインド🇮🇳のファームから入荷するルートにきりかわり、後景以外でも使いやすいバリスネリアとして注目されます。
流通量はそこそこありますがホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。
◆バリスネリア・トリプテラ
Vallisneria triptera
カウレッセンス種よりもさらに有茎草具合が分かりやすくなり、よく見かけるバリスネリアとは別種のようです。
ネチャマンドラや、ブリクサ・ヴァエッティがよく似ています。とても魅力的な存在ですが、海外ファームなどの取り扱いがなく、オーストラリア🇦🇺の待ち遠しい存在の水草です。
流通量は基本的になく本やインターネットで画像を見る水草です。まだ入荷がされない魅力的な種があることを教えてくれます。
このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。
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