◆水草レイアウトに選ぶ中景から後景に使える人気のエキノドルスとは。オクパス、オリエンタル、スモールプリンス、カメレオンなど。

◆エキノドルス・オクパス

Echinodorus opacus

とても硬い葉は卵形で暗く深い緑色をし、根茎が這いながら生長するエキノドルスです。弱酸性でやや低めの水温を好みます。

3倍体でグランディフロルスとロンギスカプルスの自然交雑種で、産地違いによるバリエーションも楽しまれます。スタンダードはヴェルデ産になります。

流通量はそこまでおおくはなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆エキノドルス・オリエンタル

Echinodorus Orientl

シンガポールの大手水草ファームのオリエンタル社がリリースしているエキノドルスです。ローズの組織培養苗から得られた突然変異体で1994年から現在まで25年以上にわたって人気を保ち続けるロングセラー種となっています。

ピンク系のエキノドルスの代表作となっており、22~25℃と低めの水温を好み、強い照明を用意することで、4~5枚目まで新しい葉がピンク色に発色し、肥料も有効です。

流通量はそこまでおおくはなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆エキノドルス・スモールプリンス

Echinodorus Kleiner Prinz

インディアンレッドとスモールベアの交雑品種です。水深20cmあれば十分に育成可能なので小型水槽のメインプランツにもなります。

このサイズで赤色系の細葉、しかも丈夫というのは貴重な存在なので、知っておきたい存在。ドイツ🇩🇪のTomas K aliebe氏作出のものです。

流通量はそこまでおおくはなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

 

 

◆エキノドルス・カメレオン

Echinodorus Chameleon

葉に若干のウェーブがかかり、ややねじれて生長することもあります。葉脈はシンプルに白っぽく抜ける昔からのスタイルです。

赤味は濃く、赤紫を帯びることもあります。育てやすいですが、赤さを求めるならば、強い光は用意したいです。よく似た名前のグリーンカメレオンとは別物です。

流通量はそこまでおおくはなくホームセンターでは難しいです。お近くの熱帯魚ショップを利用するかインターネット通販検索で入手します。

 

このほか、水草にご興味のある方はこちらもどうぞ。最新の水草情報が掲載されています。光量や二酸化炭素の量、低床の種類なども育成の参考になります。