◆プレミアムモス
Riccardia graeffei
別名リカルディア・グラエフェイ(ナンヨウテングサゴケ)
とても美しライムグリーンで魅了するコケで小さなブームにもなっていました。管理環境によって葉色には変化も見られてきます。育成スピードは若干遅く感じますが魅力的な姿を見せてくれます。
活着力が弱いのではなく、重なり合った下の層は、剥がれてしまうので、定期的に手を入れてトリミングしてあげましょう。
◆リシア
Riccia fluitans
言わずと知れた人気の水草…ですが、残念ながら活着能力はありません。
ネットなどを利用して、上手くレイアウトに利用されています。本来は浮き草の仲間ですが、水中での光合成による気泡の発生は、ほかの水草より活発に見られて、目を惹く存在です。
光量はしっかりと当て、二酸化炭素の添加も効果的です。水換えを行った直後からは、より活発に気泡の柱を上げてくれます。
◆ディスチコフィルム・マイバラエ
Distichophyllum maibarae
茎は2cm程で、少し立ち上がる印象です。葉先はシャープな葉形で、小さな三角形が並ぶようで可愛らしい。
活着力は弱めなので、レイアウトの際はネットを利用すると良いです。二酸化炭素の添加は有効です。
◆ストリンギーモス
Amblystegium riparium
別名ヤナギゴケ
世界中で見られる広域分布種のコケです。
茎は細く、葉先はシャープな印象です。やや流れがある方を好み、水換え、しっかりと光量を当てると、光合成による美しい気泡のを見せてくれます。
流通量量はそれほど多くありません。
◆モノソレニウム・テネルム
Monosolenium tenerum
別名ヤワラゼニゴケ
濃い緑色の葉は半透明で、水槽内でも癒されます。基本的な育成は容易で、水温、水質、光の適応力はあります。
しかし、綺麗に育てるためには二酸化炭素の添加が有効です。バラバラにならないようにネットに入れたり、テグスで巻いて使用します。すぐにこんもりと厚みが出るため、レイアウトにも向きます。
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