◆活着する水草カタログ。ウィローモスの仲間たち

◆ウォーターフェザー

Fissidens  fontanus

ホウオウ苔という名前で流通することもあります。

美しい緑色とウィローモスとはひと味違う葉姿も人気の要因となっています。

流木付きやバラ売りがされており、以前よりもだいぶ入手しやすくなりました。

高水温を好まないため、夏場の管理に注意します。二酸化炭素の添加、多めの換水を行いうとコンディションが上がります。

 

 

◆ウィローモス

Taxiphyllum  barbieri

初心者にもお勧めな、活着コケの入門種です。とても丈夫で育てやすい水草です。

流木や石に活着させることや、魚の産卵場所、テラリウムなどにも広く利用されます。

また、おススメされる理由の1つに、活着するチカラが強い点があります。せっかく活着を試みたのに失敗する理由には、その水草自体のくっつく力の差がある事を知っておくと良いでしょう。

 

 

◆南米ウィローモス

Vesicularia  dubyana

別名…南米モス、クリスマスモスでも流通します。ウィローモスに非常によく似ていますが、しっかりと育てると、キレイな三角形をかたちどり、レイアウトでも目を惹く存在感があります。

育成方法は、強い光と二酸化炭素の添加、週に1回1/3の換水を守ると、その美しさを魅せてくれます。

放置すると、重なり合った根元が枯れてしまうので、トリミングを行い光や水が行き届くよう心掛けると良いです。

 

 

 

◆クリスマスモス

Vesicularia montagnei

南米ウィローモスや、ウィーピーグモスとは異なる品種です。育つとやや葉先が飛び出すように伸長した三角シルエットになります。

水槽内で照明の当たり具合では白っぽく反射するのも、印象に残ります。明るい有茎草や、暗めのシダ系まで、他の水草の魅力を引き立てます。

 

 

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レイアウトに使える水草500種図鑑