◆ダルマメダカ

身体が著しく縮んだ体形のメダカです。楊貴妃ダルマや幹之ダルマをはじめ、ほぼ全ての体色異変型に存在します。

丸っこい姿は愛らしく、人気の高い品種です。またヒカリ体型になると各ヒレの大きさが強調され見応えある容姿になります。

ダルマメダカは、脊髄骨を短くする遺伝子によるもので、水温30℃以上で明確に特徴として現れる。そのため夏場など採卵するとダルマや半ダルマの個体出現率があがります。

 

 

 

◆出目メダカ

目が突出しているメダカです。金魚の出目金じゃあるまいし、小さくて分からない…などと思っている方もいますが、明らかに普通のメダカとは一線を画す存在感があります。

メダカの遺伝は、脊椎骨の曲がりなども子孫に遺伝する事が解っており、本種の特徴の出目も頭蓋骨の変形のため一定の割合で引き継がれます。

 

 

 

◆目前メダカ

その名の通り、前方を見ている特徴的なメダカです。本種の形状も遺伝する事が分かりました。ただし、両目しっかり前向きに揃う個体の数は多くはありません。

 

 

 

◆ビッグアイメダカ

眼径が時別に大きなメダカです。遺伝する事も確認されました。本種の方が、出目メダカよりも出目金らしい印象になります。

 

 

 

◆水泡眼メダカ

眼の角膜が肥大した品種です。まるでゴーグルを装着したような面白い姿になります。この角膜は、破ける事もあるので丁寧に扱います。遺伝することは稀な特徴です。

 

 

 

◆スモールアイメダカ

眼が著しく萎縮した特徴を持つメダカです。視力が非常に弱く飼育難易度は高いとされます。スモールアイを有するメダカとしては、ピュアブラック、ピュアブラック黄金メダカという品種も販売されております。

 

 

このほか、メダカの品種について知りたい方はこのような書籍もございます。