◆月華美人(げっかびじん)
2011年に新種部門に出品された品種です。
体側に白色素胞か顆粒状に出現するという特徴を持ちます。透明鱗と相まって、独自の存在感を放ちます。
◆蜜蜂(みつばち)
静岡県の『猫飯』て累代繁殖されている系統です。透明鱗系の品種で頭部に現れる黄色がチャームポイントです。群で泳ぐ姿はとても可愛らしい。
◆斑(ブチ)、錦(にしき)
体側、背面に斑状に黒斑を持つのが特徴のメダカです。ヒメダカの戻し交配を黒メダカで行うと現れていた特徴でもあり、徐々にフォーカスされていった。
赤・白・黒の三色メダカの種親としても存在感を示しました。
特徴である黒斑は、日光の当たる屋外において、黒っぽい容器で飼育することで、より明確に現れます。
◆野津系ブチ
広島県『メダカの館』の野津氏が、黒斑だけを追い求めて選抜交配を進めたもの。ヒレにまで黒斑が出現するようになりました。やはり太陽光のよく当たる場所で色味を増したいです。
◆錦秋(きんしゅう)
楊貴妃(ようきひ)メダカをベースに、朱赤色・黒斑が特徴のメダカです。
名前の由来は、『紅葉が織物のように美しい秋』から付けられています。人気の高いブチメダカです。
保護機能を持つため、やはり黒い容器での飼育で濃い体色を引き出すことができます。
この他、メダカの品種について調べたい方はこちらが良い資料となります。