※この写真はイメージです。
◆トランペットスネールっぽい?カワニナみたいな貝対策。駆除や予防する方法とは。
実はよく分かっていないトランペットスネールっぽいスネール。カワニナの仲間であろうとされますが、種の断定は難しく、いつの間にか発生しているのでルートもわかりません。
どのような問題があり、どのような対処ができるのかをご紹介します。
◆トランペットスネールの問題点とは
・見た目が好まれない
・フィルターに詰まると止まる
・水質がアルカリ性に傾く
この3点が、スネールが嫌がられる主な理由です。泳いでいる魚やエビを襲うことは出来ませんが、卵を食べてしまう危険性はありますので、水草に産み付けるメダカなどには相性が悪いです。
◆増える原因を見直してみる
普通にアクアリウムを行なっていると、スネールと呼ばれる貝の類は発生するものです。何事も適度なら…スネールが増殖してしまうのは、アクアリウムのバランスが崩れているサインかもしれません。
よくあるのは餌の与えすぎです。過剰な飼料が余っているため、スネールが繁栄してしまうのです。数が増えても行き渡る食料があるため、減らずに増えてしまうのです。食べ物がなければ、異常な増殖は防げます。
◆PHを下げると、現象効果あり
また、本種カワニナっぽい貝は、水質がアルカリ性に傾くと増殖に拍車がかかります。底砂をソイルに変えるなど、弱酸性へ上手く傾ける事が出来ると減少します。
◆貝を食べる生体はよく考慮して混泳させる。
キラースネールキラーや、アベニーパファー、トーマシーなど、貝を食べて駆除する生き物がいます。導入する際は、『今いる魚との混泳は大丈夫なのか?』『貝を食べ尽くした後はどうするのか?』も考えておきましょう。貝を主食とし、人工餌を食べない場合には、冷凍赤虫を与えて下さい。
↑キラースネール
↑アベニーパファー
↑トーマシー
◆道具で駆除する
道具で駆除するならばこちらが使いやすいです。価格も手頃で、近くのホームセンターでも目にしやすいアイテムですね。
◆スネールの利用方法とは
残念ならが、ガラス面のコケ取り作業は、あまり期待出来ません。食べてる姿は観察できますが、残っています。熱帯魚の残餌などの方が好みです。
貝を食べる魚にとっては、人工フードよりも、魅力的なゴハンかもしれません。とくに歯が伸びてしまうフグの仲間には、硬い殻は丁度良い研磨作用があります。
なかなか利用価値があるとは言えないスネールですが、水質管理を見直すきっかけに使いましょう。エサの与え過ぎにご用心を。
ではでは^_^