■らんちゅうレイアウトに使える水草はありますか?金魚藻は食べてしまうので、それ以外のお勧めとは??
◆金魚藻(きんぎょそう)とは
アナカリス 、カボンバ、マツモ・・・人によってはホテイソウも含めたりします。
よく金魚に入れられる定番水草を総称して、『金魚藻』と呼び、金魚藻という品種ではありません。
草食性を持つ金魚は、この他、熱帯魚にも使われる大半の水草を食べてしまいます。
おやつ感覚ではなく、中長期的にレイアウトで使える水草の種類をご紹介します。
◆らんちゅうにも食べられない、硬いシダ植物とは
アヌビアスの仲間と、ミクロソリウムの仲間は、硬い葉を持ち、らんちゅうからの食害をほぼ受けません。
枯れ始めた葉は、食べられてしまいますが
共に、丈夫で石や流木に活着(根っこでくっ付く)する特性をもっています。
成長は遅めですが、光が弱い環境でも育ってくれるので、その点も丈夫さに繋がります。
らんちゅうに入れるならば、お勧めの水草グループです。
ちなみに、
アヌビアスであれば、
アヌビアス・ナナ
ミクロソリウムの仲間であれば、
ミクロソリウム・プテロプスがお勧めです。
◆「コケの仲間はどうですか?」について
丈夫で、普通の水草より長持ちするという感覚ですね。
最終的には、食べ尽くされてしまいますが、試してみるには面白いグループです。
◆ドラセナ鉛巻きと、らんちうの相性
※イメージです。
ドラセナの仲間は、水草コーナーで取り扱われていますが、観葉植物です。
つまり、水中では育ちません。
しかし、とても丈夫であり、改良されたバリエーションも豊富な植物です。
そのため、生け花の様な感覚で、水中を彩る花材のように使えます。
使い方次第というところですね。
もちろん、らんちゅうに悪影響もありません。
それでも、枯れ始めると、らんちゅうは食べてしまいますw
金魚のアートアクアリウムでは、ほとんど水草が使われていないのは、綺麗な水草との相性の悪さが隠れているからです。
何気ない水草と金魚の水槽でも、意外と知恵や知識が隠れていたりするのですね。
それでは!