◆メダカに入れる塩はどれが良いのか?
ずばり!
どれでもかまいません!!
大切なのは入れる『量』
0.3〜0.5%の塩分濃度に調整する事です。
そのため、『使いやすさ』を求めると良いでしょう。
◆水槽に合わせた塩アイテム
◆塩で元気ミニタブレット
1リットルに1粒いれればOK!
金魚鉢など小さな器に使いやすいタイプです。
◆塩タブレット計量不要
こちらは10リットルに1粒入れます。
小型水槽~60cm水槽をカバーします。
使いやすいです。
◆塩で元気!粉末タイプ
計量カップ付きなので、微調整がしやすいタイプです。
麦飯石の粉末も入りお得感があります。
比較的、近くのホームセンターでも販売されているアイテムです。
※水量に対して0.3~0.5%が測れるならば、家にある食塩で十分効果があります。
◆塩の効果をおさらい
人間の汗がショッパイように、身体の中を流れる水分は、真水ではありませんよね。
魚の体内を流れる水分も真水ではありません。
すると、水槽の飼育水(真水)と、魚の体内を流れる水分は、互いに均等になろうと浸透圧という現象が発生します。
例えて言うならば、お風呂で手がシワシワになる現象が浸透圧です。
では、なぜ魚がシワシワにならないかと言うと、24時間365日頑張って調整を行い体力を消耗しています。
そこで、水に塩分を入れる事で浸透圧調整を助け、余分になるエネルギーを健康のために使えるようになるんですね。
◆塩のデメリットとは
・水草の多くは塩を嫌うため枯れてしまいます。
・エアレーションで跳ねた後に、塩の跡がついてしまう。
・電気を通しやすいので、コンセント周りにはじゅうぶん注意しましょう。
◆実は皆んな使っている
これは、熱帯魚ショップはじめ、問屋さんや、水族館でも当たり前の知識です。
まだまだ、認知度は低いですが、遅かれ早かれ耳にした事でしょう。
実際に利用してみると、効果の高さを感じられます。
もちろん、使えばロスしないという魔法の薬ではありません。
塩は上手に使えば、飼育がとても楽になります。
「ちょっとした水質悪化」
「ちょっとした水温変化」
が起こった時の予防効果もあるんですね。
メチレンブルーが売れなくなりそうですが、それも良い事ですね。
ではでは(^^)