◆いちよ2種類のマリモが流通する
・国産マリモ(左の小さい方)
・西洋マリモ(右の大きい方)
なぜ”いちよ”なのかと言うと、この2種類が流通していますが植物的には同じモノであるとされています。
基本的に国産マリモは小粒なモノが多く、西洋マリモほどの大きさは見ません。
一方、西洋マリモは大きくて安いですが、丸さは劣る感じです。
育成・管理方法は同じになります。
また、別名でモスボールと呼ばれることがありますが、別種のウィローモスを丸めた商品の可能性もあるので、選ぶ時は注意しましょう。
・西洋マリモ(左側)
・ウィローモス(右側)
※販売表記はそれぞれです・・・少し紛らわしいですね。
◆マリモの飼育・管理方法
『マリモ』も植物の仲間です。
低水温には強いのですが、高水温には弱いので、これからの時期(9〜6月)の方が管理しやすいでしょう。
26℃ほどで飼育する熱帯魚との混泳も可能です。
ヒーターの入らない金魚やメダカの水槽にも入れられますが、金魚は時間がかかりますが食べてしまいます。
魚がつついている姿も”マリモらしい”のですが、執拗につつかれると枯れたり変形してしまいますね。
◆光量は調節が必要か・・・?
植物に欠かせない光量ですが、マリモは弱い光でも管理可能です。
本が読めるくらいの明るさがあると良いでしょう。
逆に太陽の光は、強すぎて枯れる原因になるので避けます。
成長が遅い植物は、耐陰性が高く暗めの環境に強い種類が多いです。
◆水質はそのままで大丈夫。
マリモが住める水質は『酸性〜弱アルカリ性』に順応するので、基本的には水道水・井戸水で問題ありません。
(地域差はあるので、稀に合わない場合もございます。)
小さな容器は、水温が上がりすぎることがあるので、そちらの方が失敗する理由としては多いです。
光量や水質よりも、水温に注意しましょう。
◆エビとの相性は??
『無農薬』表示があるモノを選びましょう。
西洋マリモの場合は、輸入の際に害虫を持ち込まないため、強い薬が使われている可能性があります。
エビ水槽へは、あまりオススメはしていません。
どうしてもという方は、水草その前になどを利用すると良いでしょう。
マリモは丈夫ですからね。
水槽にちょこんと入れるも良し。
小瓶で飾るのも良しです。
ではでは(^^)