◆通販と流通量
流通は定期的にしておりますが、通販サイトでは『売り切れ』が続いていることもしばしばです。
常にキープされている魚種ではありませんし、お店のタイミングなどからの問題でしょう。
意外と、最寄りの熱帯魚ショップに聞いてみれば取り寄せ可能かもしれません。
どこかの問屋さんが保有していることもあります。
ただし、取り寄せをお願いするときは『購入決定』になります。
「ちょっと見たいから」という理由ではいけません。
まず、
①探してもらえたらお願いする。
②大きさとお値段を聞いてよく検討する。
それから購入するか考えましょう。
ちなみにアフリカンパイクカラシイも、昔に比べてだいぶお手頃価格になりました。
◆入荷サイズとお値段
↑5cm程の個体です。
生き物ですから入荷してくるサイズもまちまちです。
基本的には小さな個体の流通が多く、お値段も手頃になります。
熱帯魚は大きくなるほど高価になる傾向があります。
水槽飼育では25cm~30cmほどですが、自然界では倍近くに大きくなります。
◆引き取りに行くタイミング
もし購入がきまったら、いつ引き取りに行くか決めておきましょう。
だいたい1週間ほどでお店には入荷してくるものです。
お家で水槽の準備はしっかりしておきましょう。
また、引き取りを先延ばしにするのは良くありません。
通常は取り扱わない魚を入れてもらっているので、速やかに取りにいくと良いでしょう。
◆寿命について
3~4年と言われていますが、定かではありません。
本種の場合、水槽からの飛び出しや、驚いて水槽への衝突事故がある魚なので、そこを寿命と関連付けるとおかしくなります。
なので、管理面では十分に『飛び出し防止』『衝突防止』を意識しておくことで、寿命を伸ばすことが出来ます。
水槽蓋は必ず設置し、重りも必需品です。
大きく育った個体はチカラも強く、多少のものでは弾き飛ばすのでしっかりとしたものを置きましょう。
衝突対策では、側面と背面にバックスクリーンを貼るのも予防になります。
透明では驚いた時に突っ込みやすくなります。
あとはなるべく驚かさないようにすることです。
お子さんが水槽前を走り抜けるくらいでも、けっこう魚は驚きます。
↑側面・背面バックスクリーンのイメージです。
◆飼育の準備
水槽は90cmが必要になります。
(90スリム水槽は小さくてNGです)
総量が約160kgになるので専用の水槽台もしっかり準備しましょう。
大型魚で大食漢であるため、上部フィルターや外部フィルターでしっかりろ過させます。
↑レギュラータイプ(90×45×45)
↑スリムタイプは狭い(90×30~35×30~35)
◆餌の準備
生き餌を好むので、飼育個体の大きさに合わせて選びましょう。
金魚、メダカ、アカヒレ、ミナミヌマエビなどが入手しやすい生き餌になります。
人工餌も食べるようになるため、チャレンジしておくと良いです。
冷凍赤虫やクリル、カーニバルなどが代表的な人工フードです。
◆混泳について
混泳は可能ですが、注意が必要です。
口に入るモノは食べようとしてしまいます。
特にプレコやナマズ系は、口に入るとヒレが引っ掛かる構造となっているため、パイクカラシン共々★になってしまいます。
身体の大きさを合わせつつになるので、混泳難易度はあがります。
セパレーターや避難先にできる水槽を準備しておくと良いです。
↑口のなかでヒレをロックするので引っ掛かる。
↑大型魚は力も強いので、頑丈なものを。
万人受けするタイプではありませんが、イカツイ顔の割に愛嬌を感じさせてくれる魚です。
機会があったらどうぞ
ではでは(^^)