↑売り場の水槽です

 

◆金魚をたくさん飼いたい

『手持ちの水槽で、いっぱい金魚を飼育したい・・・』

というご希望がありました。

確かに売り場の水槽では、水槽の大きさに見合わないほどの金魚が入っています。

これは、水槽の作りに秘密があるのでここまではできませんが。

なるべく多くの金魚を飼育するために、

出来ることをご紹介しました。

ポイントはバクテリアを増やす事です。

 

 

■フィルターを大きくする

フィルターは超多頭飼育するうえで、とても重要です。

『上部フィルター』『外部フィルター』を使いましょう。

掛形フィルターや投げ込み式では、残念ながら力不足です。

↑上部フィルター

↑外部フィルター

 

 

■ろ材を追加する

フィルターを変えたら、さらに『ろ材』も追加します。

水をキレイにしてくれるのは、バクテリアです。

そのバクテリアの数を増やすためには、家となる『ろ材』を増やす必要があります。

追加でバクテリア自体も追加すると、より良いです。

↑ろ材イメージです。

 

 

■底材は敷く

これも、同様の理由で『底材』にバクテリアが住むからです。

ろ材ほど効率良くはありませんが、容量を増やす効果があります。

金魚を観察していると分かるように、底材を(´~`)モグモグするのも好きです。

↑底材イメージです。

※ウチはソイル(土が原料)を敷いています。

 

 

■塩の使い方は覚える

水が汚れやすい超多頭飼育では、少しでも異変を感じたら処置してしまうことがポイントです。

1匹崩れると、2匹目、3匹目と広がる可能性があるからです。

早めに0.3%の塩分濃度に調整して、効果が出ないようならば、0.5%まで濃くします。

元気ならば必要ありませんが、塩が有るのと無いのとでは、別人が管理しているほど落ち着きません。

 

 

■はじめは少なく、大きさはなるべく揃える

いきなり10匹も20匹も金魚を入れてはいけません。

はじめは1匹や3匹など飼育して『水作り』をしていきます。

※『水作り』とは、主にバクテリアを定着させて増殖を行っている時間です。

1週間や2週間時間を経過させながら、問題が起こらなければ金魚を追加しましょう。

この時も、焦らず数を刻んで行くほど、失敗は減ります。

『大きさ』も近しいサイズで合わせることで、餌が均等に行き渡りやすくなります。

 

(以上5つのポイントをお伝えしました。)

 

 

◆管理もまた経験

水槽のキャパを超えるほど金魚を飼育することは、

簡単とは言えません。

しかし、汚れやすい水槽の管理を経験することで、

通常の管理に”ゆとり”を感じたりすることも事実です。

無理な管理にならないように探りながら、飼育を楽しみましょう。

ではでは(^^)