◆はじめは脇役でも主役になる
これもコリドラスの持つ魅力の一つですね。
可愛らしさに気がつくと、新しい仲間を増やしたくなるものです。
まだまだ1匹数千円は出せないけれども、
比較的チャレンジしやすいコリドラスは何がいるのでしょうか。
1匹 数百円~千円ちょっとでリストアップしてみました。
※生き物のため、入荷状況や大きさなどで価格は変わってしまいますが
◆コリドラス・デュプリカレウス
※写真をクリックすると詳細分かります。
ブラジル、ポランガ川、ネグロ川原産のコリドラスです。コリドラス・アドルフォイに非常に良く似た種でハイバンド・アドルフォイと呼ばれることも多いです。アドルフォイとの最大の違いは背部の黒バンドの太さで、本種の方が太いバンドを持ちます。また頭部のオレンジの発色も本種の方が強いです。飼育はコリドラス・アドルフォイ同様にやや低めのpHを好む点以外には特に気にする点はありません。他のコリドラス同様に混泳にも向いています。
別名:ハイバンド・アドルフォイ
コリドラス・アドルフォイ(ハイバンド・アドルフォイとは別種)はコリドラスのなかでも人気種のひとつですが、それなりの価格がしていました。
最近はずいぶん買いやすいお値段になりましたが、
それでも「いきなり本家アドルフォイは高いなぁ~」
という方にもお勧め。
◆コリドラス・ナポエンシス
ペルー、ナポ川原産のコリドラスです。以前はエレガンス系の他種と混同され、コリドラス・ナヌスなど複数のインボイスで知られています。体高の低いコリドラス・エレガンス系の体型をしており、エレガンスと同様に成熟に伴い雌雄で柄が大きく変化します。雄は黒い体色に頭部の金のスポットが良く目立ち、背ビレのブラックスポットがはっきりと見られる特徴を持ちます。飼育は難しくなく、エレガンス系らしく水槽内を良く泳ぎます。
↑こちらがコリドラス・エレガンスです。
やはり、ちょっと細長いコリドラスですね。
体型の違いに手を出すのも、好きな人ならでは!
ナポエンシスの方が、可愛らしい配色で僕は好きです。
◆コリドラス・パンク
別名:コリドラス・パンクテータス
コリドラス・レウコメラス
ペルー、パカヤ川原産のコリドラスです。古くから親しまれている種です。色彩などに特に目立つ部分はありませんが、アイバンドと背ビレの黒、細かいスポットが入る体色が特徴です。飼育は容易で、コリドラスの入門魚としてふさわしい種でしょう。長寿であることも知られています。
目にかかる黒色の模様を「アイバンド」と呼びます。
目立つ模様の特徴ですね。
パンクは全身に入る細かいスポットとのコントラストが可愛らしいです。
◆コリドラス・アークアタス
ペルー、エクアドル原産のコリドラスです。アーチ状の模様を持ち、古くから知られるコリドラスの代表的な種です。コロンビアなどでも分布が確認され、生息地が分散的で産地によって体色や体型に差異が見られます。流通量の多いポピュラー種でありながら繁殖例が少ない種ですが、飼育は容易で丈夫で、コリドラスの入門魚としてもオススメです。
口から尾びれ付け根まで走る黒ラインが印象的なコリドラスです。
似たような模様が混在するコリドラスの世界において
分かりやすい模様というのも、混泳すると魅力的な特徴に!
◆コリドラス・ソダリス
ペルー ヤバリ川原産のコリドラスです。コリドラス・レティキュラータスに良く似た容姿をもち、体にはネットワーク模様が入る美しい種です。背ビレにはレティキュラータスのようなブラックトップがなく、若干の模様が入る点が特長です。また模様には個体差が大きく、ジャンクション上にラインがあるタイプと無いタイプが知られます。飼育は容易で混泳も問題ありません。若干臆病な性格なので複数匹導入するとよいでしょう。
ジャンクションとは、コリドラスの骨盤(ウロコに見える場所)の繋ぎ目の部分です。
ここも、コリドラスの特徴を語られるうえで、ポイントにもなります。
◆コリドラス・デルファックス
コロンビア、オリノコ川原産のコリドラスです。やや大きくなるセミロングノーズ種で、背びれの前方が黒くなります。体側はスポット状の模様を持ち、スポットが細かいタイプと大きいタイプが知られます。飼育は容易で丈夫で飼いやすい種です。
口が少し長く見えるのが『セミロング』です。
飼いやすいコリドラスの多くは『ショートノーズ』で一般的。
『セミロング』『ロングノーズ』となると、飼育難易度が上がる種が多く、
価格も上がっていく傾向がありますね。
◆東南アジアでの養殖が確率されるとお求め易い
定期的に入ってくるルートが確率されると
見かける機会は増え、価格も手頃になコリドラスになります。
コリドラスは種類が多く紹介しきれませんね!
ではでは(^^)