◆水槽セットの充実
暖かくなると、金魚やメダカ、熱帯魚の飼育を始めるアクアリストデビューが増えてきます。
はじめてでも安心な飼育セットが充実していますね。
30cm程であれば、¥1500でお釣りがくるほどです。
基本的なセット内容は・・・
・水槽
・フィルター
・水槽フタ
・カルキ抜き(お試し品)
・エサ(お試し品)
・飼育BOOK
などが入っております。
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↑音がダントツに気にならない水槽セットです。
【過去記事】◆『音』が気になる人が選ぶべきフィルターとは?!4パターンを検討。
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↑価格がグンッと上がるのは、LED照明が入っているセットです。
◆このままでも飼育は始められるが・・・
1、底砂(砂利やソイルなど)は敷きますか?
無くても飼えます。
底砂がなくて死んでしまうという事はありません。
しかし、多くの水槽には敷かれているのはなぜでしょう?
それは、入れるメリットが高いからです。
【見た目の問題】
何もしかない水槽では、魚の色が飛びやすいです。
魚は周りの色の影響を受けますので、地面が白っぽいと体色も薄くなりがちです。
底砂を敷、茶色~黒など落ち着いた環境にすることで、特に熱帯魚の場合は濃い色を出してくれます。
また、何も敷かないとゴミ1粒でも目立ってしまいますが、底砂があると分からなくなりますね。
↑黒は水槽が締まり、魚の色もハッキリしやすい
【バクテリアの問題】
自然の湖や川と違い、小さな水槽の水を浄化してくれているのはフィルターです。
フィルターの役目の1つに、バクテリアを力を利用しています。
魚のウンチや残りエサから出るアンモニアを分解してくれるのはバクテリアなんですね。
そのバクテリアが多い程、水質は安定して魚は調子良く過ごす事ができます。
バクテリア・・・実は底砂にも住み着いてくれるのです。
たくさん居るほど良いものなので、底材を敷くことで、水質安定に繋がります。
その能力を生かすタイプの砂利も販売されています。
↑バクテリアが含まれるソイル(土)の底材です。
2、水温計
ちょっとしたアイテムですが、水槽セットにはなかなか入っていませんね。
熱帯魚にかかわらず、金魚、メダカでも水温を把握しておくことは大切です。
飼育できる『最低温度』と『最高温度』も大切ですが、短時間での急激な温度変化にも気をつけましょう。
季節の変わり目に私たちが風邪を引くように、お魚も病気になります。
水温を把握しておくことで、予防策が考えられるようになります。
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↑ちゃんと知りたい人へ、誤差が少ない水温計
3、カルキ抜きとバクテリア
初期セットにお試し品が入っていますが、消耗品なので別途購入しておくと飼育しやすくなります。
カルキ抜きは水換えをするときに便利です。
¥500でお釣りが来るので1つ持っておくと良いでしょう。
バクテリアは先ほども触れたのですが、水槽において重要な働きをしてくれています。
水槽内で増えますが時間がかかります。
そのため、特に数の少ない初期には積極的に追加すると良いでしょう。
ちなみに多くのバクテリアは、ウンチを分解して増えるのではなく、酸素によって増えていきます。
なので酸素を含みやすいフィルターが理にかなう場所なんですね。
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↑使いやすくて良いバクテリア
◆スタートで転ばないために
水槽を始めることを『立ち上げる』と言います。
水槽立ち上げ時は水が不安定で一番アクシデントが起こりやすい時です。
魚の数が少ないほど、水の汚れも少ないので、少数から飼育するというのも失敗を減らすコツですね。
楽しいアクアリウムのお役に立てば幸いです。
ではでは(^^)