◆魚の色が変

魚の『色の異変』に気がついた事はありますか?

気分で変わる事もあれば、

周りの環境に影響を受けたり、

そして

病気の時です。

もし、

『何か変だな?』と思った事がある人は、日常の観察が上手な方です。

やはり、『いつもの姿』を見ているほと、ちょっとした違いにアンテナが引っかかるようになります。

また、『色の異変』なんて今まで意識した事も無かった。

という方も、知れば不思議と気がつく機会が増えていきます。

今までは「普通で問題が無い」と思っていたからスルーしてきただけなので、ピンと来るようになるでしょう。

 

◆病気のサインは見逃さない

良くない異変は病気の症状です。

初期段階のサインである事も多いので、半歩早く治療を、始められるだけで生存率はぐーんと上がります。

 

◆健康な魚はピカピカしている

状態の良い魚ほど、艶(ツヤ)があります。

身体を覆う粘膜が、正常な状態で分泌されているからです。

元気に泳ぎ、餌も良く食べています。

 

◆不健康だと艶が失われてる

・水質が合わない

・汚れてきている

・病気の初期症状

として、薄っすら白く濁ったような身体の色になります。

話せない魚からのメッセージです。

思い当たる点はないか、確認して見ましょう。

・水合わせはしっかり行ったか

・水換えはいつも通り行ったか

・急激な温度変化や、新しい魚を入れた、何かストレスになるような事をしていないか

 

 

◆0.3%の塩分調整は効果的

弱った魚に、塩分調整は効果的です。

デメリットとしては、水草は塩に弱いので枯れてしまいます。

一旦、魚か水草を移動して治療(塩)を行うと良いです。

ちなみに、分からなくなった塩分濃度を測るのに便利なのはコチラ↓

 

 

 

◆恐ろしいのは、『ネオン病』

↑カージナルテトラです。

ネオンテトラをはじめ、カージナルテトラやブラックファントムテトラなど、『〇〇テトラ』に流行る病気があります。

身体が白くなってくるのが症状で、次々と死んでいってしまいます。

↑群れについていけない個体・・・

↑艶がなくなってしまっている

治療も考えますが、遠目で白くなっているのが分かるようでは完治は厳しく、取り出してしまうのが懸命です。

インフルエンザの人が近くにいるような状態なので、感染力も強く厄介な病気です。

場合によっては、残りの魚が元気そうでも『グリーンFゴールド顆粒』など薬浴した方が良いでしょう。

水中に菌が残っていると、怖いですね。

 

 

◆観察は誰でも出来るテクニック

魚の『色の変化』だけでも、実は多くの情報が隠れているものです。

ポジティブな変化では、産卵モードになった個体は1番美いし姿を魅せてくれます。

これも、普段を観ていたから分かる色の変化。

ちょっと意識してみると、面白いですよ。

ではでは(^^)