◆小さい程難しく、大きいほど簡単
なぜ、小さい程難しいのか?
良くも悪くも影響を受けやすいからです。
魚のウンチや残り餌などから出るアンモニア(毒性物質)は、水量が多ければ薄まりますが、少ないと魚が影響を受けやすくなてしまいます。
また、水温も生体には大きく影響をあたえる要因の1つです。
小さいと、周りの気温に左右されやすく、急激な温度変化は病気の原因となります。
大きな水槽で、水量が多い程、毒性のある物質は薄まり、水温も安定してくれるということです。
※小さな容器の良いところは、水換えが容易なところです。
◆小さいほど手軽で、大きいほど置く場所を選ぶ
水槽や容器の置き場所の問題があります。
水は1ℓが1kgになります。
10ℓならば10kgで、60ℓならば60kgです。
小瓶ならば、どこでも置けますが60cm水槽(約60kg)では、専用の水槽台などを利用すると良いでしょう。
メタルラックなどでは、不安定で注意が必要です。
◆何を飼いたいのか?何匹飼いたいのか?
もうすでに飼いたい生体が決まっているのであれば、水槽選びの基準になります。
メダカなら何匹飼いたいのか?
金魚を何匹飼いたいのか?
おのずと、最低でも必要な水槽の大きさの目安が出てきます。
あくまでも目安ですが、メダカであれば1匹に対して2ℓが必要です。
3~4cmの金魚ならば、1匹に対して4ℓ程が必要です。
金魚の場合は、そこから大きく成長していきます。
大きくなるほど、水は汚しやすくなりますので、あらかじめ『ゆとり』をもった匹数にするか、大きな水槽への買い替えなどを検討しておくと良いでしょう。
◆自分の塩梅を見つける
1、水槽は大きいほど安定して飼い易い
2、置けるスペースを確保する
3、何を何匹飼うのか想像してみる
以上3点を考慮して、自分にちょうど良い塩梅を探って決めると良いでしょう。
ちなみに大きくするほど、予算は上がる傾向になります。
これも忘れてはならないポイントですね。
ではでは(^^)