■意外と困る『水槽に何リットル入る?』問題
水量を把握しておくことは、意外と大切です。
・魚が何匹飼育できるのか目安になります。
・薬を使うときに、どれくらい投与するのか分かります。
・塩を入れるときに、何グラム入れるのか分かります。
「箱やパッケージに書いてあったけど忘れてしまた・・・」
という時でも大丈夫です。
水槽が何センチか大きさを測れば、水量が何リットルになるのか分かります。
■水量の測り方
水槽の『横』と『奥行』と『高さ』を掛け算して、仕上げに『÷1000』すると何リットルか出てきます。
例)横60cm×奥30×高30=54000
54000÷1000=54ℓ
この水槽には54ℓ入ることが分かります。
■小型容器はペットボトルを使う
小瓶で、ベタやメダカなどを飼育する方もいらっしゃいます。
こんな時に複雑な計算式は不要です。
500mlのペットボトルを使って、何杯分かで測ると小瓶の水量は把握出来ます。
忘れないように、目立たない所にメモしておくのも良いです。
■底材の目安にもなります
底材をどれくらい必要なのか知りたい時に、応用も出来ます。
水槽の『横×奥行×1cm÷1000』を計算すると、
何リットルで1cmの高さになるかが分かります。
例)60×30×1=1800
1800÷1000=1.8ℓ
この水槽に1cm程底材を敷きたければ1.8ℓ(kg)必要ということが分かりました。
5cm敷きたければ、1.8×5=9ℓ(kg)程あると十分ということが分かります。
パッケージによっては『ℓ』であったり『kg』であったりしますが、おおまか一緒なので計算式が使えます。
■薬にも応用出来ます
今は、50ℓ水槽や、35ℓ水槽など多様化により微妙な水量の水槽も増えてきています。
そんな時は、先ほどの応用で『1cmで何リットル減るか』がわかるので、薬の使いやすい適量に合わせて、水槽の水を捨ててしまえば良いのです。
お店では、水量60ℓのものに治療魚1匹であれば、半分の30ℓに減らしてしまい治療します。
薬も安いものではないので、少なく直す工夫をします。
※フィルターやヒーターが正常に動くことは確認しましょう
■ややこしいですが、知っておくと助かることもあります。
使っていなかった算数を駆使しましょうww
『÷1000』すると『○リットル』になる事を把握すると、頭の中も整理されますね。
必要になったら、使いましょう。
ではでは(^^)