◆ポリプテルスを飼いたいと思ったことありませんか?
大型になるポリプテルスもいるので、しっかりと準備してから飼育しましょう。
意外と種類の多いポリプテルス・・・
『ポリプテルス・エンドリケリー』
『ポリプテルス・オルナティピンニス』
などは大型に成長するため90cm以上の水槽が必要となります。
今回は、60cm水槽でも飼育可能な種類にフォーカスしました。
※ちなみに『ポリプテルス・○○』は『Po・○○』と略称されていることもあります。
◆『小型~中型ポリプテルス』4種類をご紹介します。
1、ポリプテルス・デルヘッジィ
【全長】約30cm程になり、60cm水槽で飼育可能です。
※90cm以上の大型水槽で飼育すれば40cm近くにできることも。
黒いバンド模様が特徴的です。
模様には個体差があるので、バンドの数が多い少ない、左右対称、非対称など好みで選ぶ楽しみもあります。
流通量もおおく、入手もしやすいポリプテルス。
ポリプテルス全般に、エサは肉食魚のイメージ通り、メダカや金魚を食べます。
しかし、冷凍アカムシや人工飼料もよく食べますのでエサ代も高すぎることはありません。
特に今回ご紹介する4種は小型~中型種なので、生き餌無しでも飼育可能です。
2、ポリプテルス・セネガルス アルビノ
【全長】約30cm程になり、60cm水槽で飼育可能です。
全身白く、目の色も抜けているアルビノ種です。
古代魚というキャラクターにこのルックスはギャップがありますね。
管理は他のポリプテルス同様で、飼育しやすいです。
共通して言えることは、飛び出し注意ですね。
ブリード個体が流通しており、身体の短いショートボディー風が混ざっていますし、極端に短いタイプは付加価値がついていることもあります。
お好みで選ぶと良いでしょう。
3、ポリプテルス・セネガルス
【全長】約30cm程になり、60cm水槽で飼育可能です。
一番流通しており、価格も一番やすいポリプテルスです。
個体が幼いほど販売価格も安くなる傾向がありますが、小さいという事は、大人のような体力も備わっていないので、しっかりと管理しましょう。
多くのケースで、多頭飼育されますがお互いに噛み合った結果、致命傷となるのもこの時期がダントツに高いです。
エサの回数と量を調整し、全体に行き渡るように与えると良いです。
安価で入手できますが、しっかりと成長した個体は色味も味があり、恐竜感を感じさせる立派な個体になります。
4、ポリプテルス・パルマス
【全長】約30cm程になり、60cm水槽で飼育可能です。
別名で『グリーンポリプ』と呼ばれることもあり、飼い込むことで味のある緑色が出てくる楽しみがあります。
デルヘッジィやセネガルスよりも高価ですが、せっかく飼育するならばと選ばれる人気種の1つです。
もちろんポリプテルス同士の混泳も可能です。
個体の大きさを合わせて、齧られても致命傷にならないように気をつけます。
よく腕のような胸鰭(むなびれ)を齧りあってしまうので、意識して観察しておくと良いでしょう。
怪我が酷い場合や、体格差が付いてきてしまった時は、セパレーター(仕切り板)や、隔離ケースを使い分けてエサの調整をすると良いです。
弱った個体を移しても良いですし、一番大きくなった個体を移して餌を減らすのもアリです。
◆ガーが飼育できなくなって・・・
代表的な古代魚において、ポリプテルスのポジションがより上がりましたね。
元々、アロワナやガーの飼育には大型水槽が必要でしたが、今回ご紹介した面々は、60cm水槽での飼育が可能なのは魅力的です。
飼育環境が準備できるのか確認して、迎え入れましょう。
ではでは(^^)
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