◆水換えってどうやれば良いですか?
実は意外と個性が出る作業でもあります。
几帳面な人もいれば、大雑把な人もいるからです。
大事なのは、魚や水草が元気であること。
ポイントをおさえて、自分なりの『水換え』のやり方を探って見てはいかがでしょうか?!
ご参考になれば幸いです。
◆『電源』に始まり『電源』に終わる
フィルター、ヒーター、エアーポンプなどの電源を切ることから始まります。
コンセントに水がかかっては掃除どころではありません。
ここはしっかり注意しましょう。
まずはコケ取りを行いますが、水がなみなみ入っていると腕を動かすたびに溢れるので、少し抜いてしまってもかまいません。
流木やアクセサリーなども、水槽から出して洗いましょう。
ガラス面に付いたコケは、四隅が残りやすく、何度か目で確認しながら行うと良いでしょう。
また、手で水槽面を触った時に『ザラザラ』しているのは、コケが残っているサインです。
目と手のダブルチェックです。
◆自分にあったコケ取りグッズを見つけよう。
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コケ取りスポンジ、ビックリスポンジ、スクレーパーなどいろいろありますね。
男性女性で力の具合も違いますので、使う道具も変わってきます。
固くて落ちづらいスポットコケには、カッターの替刃が効果的です。
もし使うことがあれば気をつけて下さい。
指を切らないようにすることと、水槽の接着部分のシリコンに刃を入れてしまうと、水漏れの原因となります。
※ちなみに魚は入れたまま、コケ取りしています。
◆コケを落としたら水を抜く
この時に、コケを擦った後5分程放置しておくと、水中に舞っていた汚れが沈殿します。
ここを排水ホースで狙い撃ちすると、効率よく汚水を捨てることが出来ます。
(この沈殿のスピードは、バクテリアが多い出来上がった水槽の方が早く沈殿します。
面白いですね。)
換える水量ですが、
・汚れが少ないならば1/3水換え。
・いつもより汚れているなら1/2水換え。
で行うと良いでしょう。
水換えを行うペースですが、
3週間に1回のペースを基準にします。
汚れが酷ければ前倒しで行いましょう。
気温が上がるにつれて、水は汚れやすくコケも生えやすくなるものです。
残念ながら、太陽光があたる水槽は3日ともたず緑色になります。
◆入れる水に気をつける
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なるべく、魚にショックを与えないようにしましょう。
カルキを入れないようにするのはもちろんですが、水温にも気を配ります。
金魚やメダカの常温管理ならば、バケツなどで1時間ほど汲み置きすると温度変化のショックを抑えられます。
熱帯魚の場合には、ポットのお湯(カルキ抜きを行いましょう)で、バケツの水を温めると良いですね。
とくに冬場は水換え後に白点病が出る原因になっています。
水を足し終わったら、各器材の電源を入れてしっかりと動いているのを確認するまでが水換えになります。
最後に、液体タイプのバクテリアの添加も行うと、より良いでしょう。
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◆実はフィルターマットは、別日に変えるのが良い?!
水をキレイにしてくれているのはバクテリアです。
バクテリアはフィルターマット(もしくはろ材)に多く住んでいます。
水換えと同時にマットを変えると、水質の安定が崩れる事があります。
水換えとフィルターマットの交換は、別の週に行うのも良い方法です。
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◆進化する道具たち
どんどん良いモノが出てきますね。
器具のおかげで、飼育がだいぶ簡単になってきています。
うまく使いながら、自分のやり方を見つけられると、負担が少なく管理ができるようになります。
ではでは(^^)
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