流通するボルビティスとは?
透明感のあるダークグリーンの水草は、独特の存在感を放ちます。
水草レイアウトでの愛好者も多く、流木付きや石付きなどの活着アイテムも人気です。
しかし、『ボルビティス』という名前が付く水草は1つではありませんでした。
その中には、テラリウム向けの植物まで・・・。
ボルビティス・ヒュディロッティ
まずは、こちらを選ぶと良いでしょう!
名前に『ボルビティス』が付く水草の中で、レイアウトに使用されているのは、主にこの『ヒュディロッティ』になります。
独特の色形が出す雰囲気と、活着する特性を生かして、様々なアイテムもリリースされています。
以前から安定供給されているのが、『トロピカ社』からリリースされているものでしたが、安価な東南アジアのものから、国産無農薬ものまで流通するようになりました。
あまりホームセンターなどでは見かけないので、専門店や通販を利用すると良いでしょう。
低光量、低二酸化炭素でも簡単には枯れない水草ですが、アルカリ性の水質を好まず、高水温も嫌いです。
ここのポイントを気にすると失敗は減るでしょう。
葉にコケが付いてしまわないように、ヤマトヌマエビを入れると良いですね。
ボルビティス・ベビーリーフ
別名:ヘテロクリータ ディフォルミス、ジャワファン
名前にも『ボルビティス』が付き、見た目もそれらしい雰囲気を出していますが、水中での育成は困難なテラリウムアイテムです。
ヒュディロッティよりも安価で流通しているため、知らずに購入してしまう方もいらっしゃいます。
とても可愛らしい葉なだけに残念ですね。
ぜひテラリウムにご利用ください。
ボルビティス・カスピダータ
こちらもボルビティスらしい形で、水中育成可能です。
低光量で育つ品種です。
成長速度は遅く、活着能力も低めなので注意しましょう。
よく水草レイアウトで見かけるうっそうとしたボルビティスを形成するには、なかなか手間がかかります。
「ちょっと変わった草を育てたい」
「トリミングを減らしたいから、成長がゆっくりした品種が良い」
などの方には良いですね。
『ジャワファン』違いがこちら
主に『ジャワファン』と言えば、こちらの植物をさしますが、希に『ボルビティス・ベビーリーフ』(二つ目に紹介)もこの呼び名で呼ばれます。
同じくシダ植物の仲間で、ミクロソリウムに似ています。
ちなみにこちらは水中育成可能です。
ご注意を!
ボルビの世界を楽しもう!
間違った品種を選ばなければ、育成が難し水草ではありません。
気になっていた方は、ぜひ1度育ててみると面白いのではないでしょうか。
増えたらメルカリで販売ですかね??
そんな時代です。
ではでは(^^)