『金魚と一緒にフナは飼えるよね??』
飼えますが、琉金や出目金など丸型金魚とは相性が良くありません。
一緒に混泳させるならば、和金、コメット、朱文金、桜コメット、レモンコメットなどの泳ぎの早い金魚との組み合わせが良いでしょう。
フナも金魚も4cmほどの個体から販売され、成長すると30cmになる個体も現れます。
混泳をする時には、口に入ってしまうような体格差は避けると無難でしょう。
丈夫で飼い易い種類になっております。
【NO,1】
◆ギンブナ(銀ブナ)
フナと言えばこちらがスタンダードになります。
MAX30cm程になりますが、飼育環境に大きさは影響されます。
とくに水槽飼育では、そこまで大きくするのは大変です。
15~20cm程で見通しを付けておくと良いでしょう。
飼育は容易です。
水質の適応範囲も広く、水道水・井戸水でほぼ問題ありません。
(日本も広いので例外的な地域はあると思います)
水温も日本に住んでいるので、常温管理で飼育可能です。
エサは、金魚のエサなど人工飼料もよく食べます。
丈夫で飼い易い魚です。
水槽からの飛び出しに注意しましょう。
同じ大きさの水槽でも、エサが多い程、大型化はしやすくなります。
【NO,2】
◆キンブナ(金ブナ)
見た目は酷似しますが、こちらは大きくなっても15cm程という違いがあります。
水槽での飼育で、大きくなられるのは困るという場合に良いですね。
ギンブナよりも入手難易度は若干上がりますが、定期的に流通しています。
飼育方法はギンブナに準じます。
地味ですが、色合いの違いも好みが出ますね。
大きさ含めて可愛らしい印象を持ちます。
【NO,3】
◆ヘラブナ(ゲンゴロウブナ)
体高がでるフナとして知られています。
大きさも、30cm~40cmまで育つので一回り大きくなりますね。
立派な個体は見ごたえがあり、釣りの対象魚としても人気があります。
飼育方法はギンブナに準じます。
水槽の大きさは、配慮したいですね。
流通するのは5~10cmほどの個体がほとんどで、はじめはギンブナに酷似しています。
成長とともに体高が出てくる姿が楽しめる格好良いフナです。
【NO,4】
◆鉄魚(テツギョ)
ギンブナを祖先とするフナで、各ヒレが伸長することが特徴です。
MAX30cmに育ちますが、飼育環境の広さに影響を受けます。
そこまでキレイに育てることができたら、見ごたえはもちろん、飼育者の気持ちも伺えますね。
なかなか見れるものではありません。
飼育方法もギンブナに準じ容易です。
こちらも、10cmに満たない個体が定期的に流通しています。
しょせん『フナ』となってしまいがち
だからこそ、大切にされている個体は感じるものがありますね。
金魚と一緒に、育て上げてみてはいかがですか?!
ではでは(^^)