◆国産アルビノ柳出目金

別名:出目金コメット

こんな金魚もいます。

柳出目金(やなぎでめきん)自体が、出目金からの変化球のようなイメージですが、さらにボールが曲がって落ちたらアルビノ柳出目金ですね。

黒色の流通が多く、ミックスとして色持ちも見掛けますが、アルビノはそこまで見かけません・・・。

なのに、そこまで高額にはならないところが金魚の嬉しいところですね。

タイミングという感じです。

飼育方法は普通の金魚に準じます。

難しい品種ではありませんが、水合わせは丁寧に。

移動直後でコンディションが悪そうならば、0.3%の塩分濃度の調整を行うと良いでしょう。

混泳相性ですが、普通の出目金のような『丸型体型』ではなく、コメットのような『フナ型体型』のグループとの相性が良いでしょう。


出目金から柳出目金へ進化?!

厳密に進化という表現は間違っていますが、元来の『三つ尾or四つ尾』から『フナ尾(吹流し尾)』になったことで『遊泳力』がアップしています。

普通の出目金よりも、泳ぎが上手になっているんですね。

エサの争奪戦や、少し突かれるようなストレスに強くなっています。

ただ、飛び出た目は水の抵抗を受けるため、コメットや朱文金の方が素早いです。

混泳はあくまでも目安です。

生き物なので、絶対はありません。

状況をみて、ダメな時はダメということも覚えて起きましょう。

↑桜出目金の四つ尾です。

↑別角度も。

↑『フナ尾』や『吹流し尾(ふきながしお)』と呼ばれます。

↑金魚すくいの金魚と同じですね。

 

尾鰭の長さは個体差がある。

コメットと名がついて販売もされますが、尾鰭(おひれ)の長さなどは個体差があります。

写真の子も、別に普通の長さですね。

普段見慣れている出目金とはシルエットが変わるので、いい意味でも悪い意味でも『違和感』を持つ人がいます。

(ハンマーヘッドシャークのシルエットにそっくりですw)


黒色が定番色、色素を持たない特徴をアルビノと言います。

↑アルビノ

↑黒色

ちなみに白出目金とアルビノ出目金の違いは、目の色で見分けます。

瞳が黒ければ『白色』です。

瞳が白色もしくは薄い赤色は『アルビノ』です。

冒頭でも触れましたが、流通量は多くはありません。

ぜひ実物を見る機会があれば、楽しんでください。

・・・あまり人気種でもないので、運が必要ですww

いつもいる金魚ではありませんからね!

ではでは(^^)

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