南京(なんきん)って弱いの?

南京に限らず、蘭鋳(らんちゅう)や津軽錦(つがるにしき)、土佐錦(とさきん)など、一部の金魚は飼育が難しいと言われます。

それは…

いろんな意味を含んでいる

混同されている部分は、『品評会で良い成績を出す』のは、誰だって難しいという事です。

その『難しさ』のニュアンスは強く、普段の飼育もより難易度が高いというイメージが付いている要因にもなっています。

たしかに飼育も難しい??

確かに飼育する際に注意する事はあります。

意識するのはキャリアーの問題です。

その金魚が、どんな菌を持っているのか。

また菌を持っていても元気でいられるために、どんな抗体を持っているのか。

厳密に菌や抗体の名前や種類は分かりませんが、イメージを持っておくのは良いです。

 

ちょっと独立しているような環境で産まれ育った金魚は、幼い頃から出会う菌が少ないと考えられます。

大きな養魚場(東南アジアなども)であるほど、さまざまな品種の金魚が取り扱われるため、そこで育つ金魚には自然と多くの菌と抗体が備わります。

箱入り娘だから。

南京や津軽錦などは、安易に他の金魚と混ぜると病気を貰いやすいです。

つまり難しいと表現されます。

とくにお店への入荷時は、個体も披露しており免疫力が下がっているため危険です。

網やプラケース、近くの水槽から飛んでくる水などからでも調子を崩します。

他の金魚と混ぜない飼育をすることで、病気リスクは下がるという事ですね。

もちろん、混ぜて飼育を楽しんでいる方もおられます。

絶対ダメではないけど、別で飼った方が上手くいきますよ。という感じです。

難しい金魚…1度挑戦してみては?!

ではでは。