最大30cm?!『津軽錦』(つがるにしき)北国を生き抜く地方金魚は100年の歴史を持つ。通販を含めた販売や価格帯とは

北国で産まれた津軽錦(つがるにしき)は、歴史を辿ると江戸時代まで遡ります。

とても寒い環境にも耐えやすい一方で、成長が他の金魚と比べて緩やかなことも特徴の1つです。

時間はかかりますが、30cmまで育ちその姿は目を惹くこと間違いなしです。

これはヒレの先まで含めた長さですが、ここまで大きく成長させるのは簡単ではありません。日常の管理の賜物であり時間もかかります。何かしらのトラブルやアクシデントもつきものですから、見ごたえのある個体に育った達成感は格別ですね。

 

 

独特な体色も

成長が遅い本種は、色が落ち着くまで2〜3年要することも。

現在のこの色も、色変わりが終わっていない状態です。販売されているほとんどがこの期間の個体。

色が落ち着くと…素赤(すあか)、キャリコ、透明鱗(とうめいりん)も現れます。

素赤がオリジナルとされます。

 

 

だてにならない100年

体型は、背ビレを持たない、尾ビレが伸長する事が特徴です。

秋錦(しゅうきん)と同じですが、津軽錦の方が100年も早く存在していたと言われます。

一時絶滅の危機をむかえながらも、今現在はその心配もありません。

 

◆通販を含めた販売や価格帯とは

流通はそれほど多くなく店頭での販売で見かける機会は少ないですが、人気の品種でもあるためインターネットを利用すると手に入りやすいです。

販売価格は\1000~\2000ほどが目安となり、一般品種よりも少し高価な価格帯。個体が大きなほど高価になります。

図鑑やネットで見るよりも、本物が観れる機会はやはり貴重です。動画もよいですが、映らない情報が本物にはあります。

何を拾うのか。絵にならない所に味がありますね。

ではでは。